
10月に福島県で開催された 災害対応ロボットの開発技術を競う国際大会「World Robot Summit2025 過酷環境F-REIチャレンジ」のプラント災害チャレンジ種目で、長岡技術科学大学のチームが見事優勝し、経済産業大臣賞を受賞しました。

災害時の悪天候を想定し、ロボットを遠隔操作して設備点検や災害時対応の技術を競う同種目。東北大学やスイスなどの強豪を含む4カ国10チームが出場しました。雨風で他チームが苦戦する中、技大チーム「NuTech-R」は円滑に作業を遂行して予選1位。決勝では、がれき除去や被災者発見のタスクを唯一達成しました。

メンバーが大会結果を磯田市長に報告。チームリーダーの長谷川晴基さんは「ものづくりが経験豊富な技大生の強みを生かせた。“世界一の災害対応ロボット”から“世界一役に立つ災害ロボット”を目指します」と力強く語りました。磯田市長は「災害経験のある長岡から大きな成果が生まれうれしく思う。災害時のニーズを取り入れ社会実装されることを期待します」と述べました。
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