市は、民間企業の先進技術を活用し、市民生活の向上や行政の抱える課題解決につなげる「NaGaOKaオープンイノベーション」に取り組んでいます。

10月から、外出が困難なひきこもり状態の人や障害のある人が、分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を通じて交流や就労体験をする実証実験が進行中です。OriHimeは、自宅などから遠隔でコミュニケーションができるロボット。外出が難しい人や対面でのやり取りに不安がある人でも、心理的なハードルが低く、安心して社会とのつながりを持つことができるのが特徴です。社会参加や就労への一歩を踏み出すきっかけになることが期待されています。


この日には、社会福祉センタートモシアにあるパレット長岡で接客体験を行いました。ひきこもり状態だという参加者は「コミュニケーションに不安があったけど、OriHimeを通じて話すことで自信がついてきた。もっと場数を踏んで、対面での接客にもチャレンジしてみたい」と話しました。
11月は毎週火曜日と木曜日の午前10時30分~正午に同施設で実施予定です。お立ち寄りの際には、ぜひ気軽にお話ししてみてください。
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