長岡空襲で校舎が焼失し、122人の児童が犠牲となった表町小学校。
6年生29人は総合学習でこの歴史を学び、自分たちが感じたことを紙芝居や動画、ジオラマなど9つのプロジェクトに分かれて表現しています。
これまでに7月の校内発表や8月1日の平和祈願祭で取り組みを披露してきた子どもたち。磯田市長や金澤教育長などを招き、「平和を考える会」で学びの成果を発表しました。
動画チームの児童は「映像で伝えることで低学年にも分かりやすくなるよう工夫した。低学年の児童から『怖かったけど、今が平和だと分かった』と言ってもらえた」と話しました。
ジオラマを制作した児童も「作ってみて、自分のまちが空襲で焼けてしまったことを知って怖かった」と振り返りました。
発表の後には「みんなの考える平和とは?」などをテーマに、参加者と子どもたちが意見を交わしました。
磯田市長は「学びを通じて得た知識は、自分の考えを生み出す力になります。みなさんが学んだことを活かして平和の想いをさらに広げていってほしい」と激励しました。
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