最終更新日 2017年3月10日
長岡市では、与板地区において都市再生整備計画事業(旧まちづくり交付金事業)を活用したまちづくりを進めてきました。平成23年度は当計画の最終年度であるため、評価委員会等の審議を経たところ、このほど評価結果がまとまりましたので公表いたします。
目標
【大目標】:まちなか資源活用による地域住民が楽しく安心して暮らすことができる中心市街地の再生
事業内容
【基幹事業】
【提案事業】
【関連事業】
計画段階で設定した数値目標および評価時の状況
指標 | 従前値 | 目標値 (H23) |
評価値 (H23) |
評価値の 確定/見込み |
評価時点の 目標達成度 |
フォローアップ 時点での達成度 及び予定時期 |
---|---|---|---|---|---|---|
指標1:まちなか通行者数 | 1,163人 /12h (H18) |
1,350人 /12h |
1,606人 /12h |
見込み値 | ○ | - H24.10 |
指標2:防災訓練参加者数 | 200人/年 (H18) |
400人/年 | 518人/年 | 確定値 | ○ | - |
指標3:中心商店街営業店舗数 | 78件 (H18) |
78件 | 74件 | 見込み値 | △ | - H24.5 |
指標4:主要施設の来訪者数 | 7,620人/年 (H18) |
9,900人/年 | 13,140人/年 | 見込み値 | ○ | - H25.4 |
【目標達成度の凡例】
○:評価値が目標値を上回った場合
△:目標達成はしていないものの、近年の傾向よりは改善していると認められる場合
×:目標値に達成しておらず、かつ近年の傾向よりも改善がみられない場合
当初設定した数値目標以外の達成状況
その他の指標 | 従前値 | 目標値 (H23) |
評価値 (H23) |
評価値の 確定/見込み |
評価時点の 目標達成度 |
フォローアップ 予定時期 |
---|---|---|---|---|---|---|
指標1:自主防災会団体数 | 0件 (H18) |
- | 36件 | 確定値 | - | - |
指標2:商店街年末年始セールの1店舗当り売上の前年度比 | -3.0% (H17) |
- | +0.9% | 見込み値 | - | H25.3 |
定性的な効果発現状況
○自転車歩行者(優先)道路は散策やジョギング・ウォーキングなど、健康増進・まちなか散策ネットワークの向上に効果がみられました。
○自転車歩行者(優先)道路は地区外の方からもジョギングの場としての評価やまち全体における評価が高まっており、回遊性や知名度の向上に効果がみられました。
○自転車歩行者(優先)道路整備や楽山苑景観整備等によりまちの駅よいたの利用者が増加し、もてなしの場の創出に効果がみられました。
○天地人行列やイルミネーション、観光まつりなどのイベントが新たに実施され、来訪者の増加に繋がっています。
○自転車歩行者(優先)道路の沿道住民による花壇管理やベンチの設置など、来訪者に対するもてなし意識の向上に効果がみられました。
○橋の整備によりホタル鑑賞のビューポイントが増え、来訪者の増加に効果がみられました。
○事業開始から、商店街の新規店舗が3件みられ、商店街の活性化に効果がみられました。
まちの課題の変化
○自転車歩行者(優先)道路の整備により、散策やウォーキング・ジョギングを楽しめるようになりました。また近隣の幼稚園などの散歩コースともなっており、子どもや高齢者が安全に憩える場となりました。
○耐震性貯水槽および防火水槽を整備したことにより、災害時に安全な給水を行うことができるようになりました。また、これらを活かした防災訓練を定期的に実施し、防災意識の啓発にも寄与しています。
○自転車歩行者(優先)道路などについては沿道の住民による管理が行われており、自主的に自作ベンチを設置しています。また、市民主体のイベント開催などもみられることから、地域のもてなしの意識が高まりました。
○本事業で整備された自転車歩行者(優先)道路等でのイベントなどにより、まちなかへの来訪者は増加していますが、各店舗の入店者数、売上の増加に効果のある仕組みづくりの課題が残されました。
○本事業で歴史的資源などを整備し、これらに誘導するために与板地区内にサインを整備しましたが、広域的な来訪者を各資源へ円滑に誘導するためには、地区外のサイン整備の課題も発生しました。
今後のまちづくり方策
<まちづくりの方策>
○自転車歩行者(優先)道路などの利活用を促進するため、各種施設を活かしたイベントの実施や健康増進マップの作成などに努めます。
○ 防災施設を活かした防災訓練を継続し、緊急時に町内で助け合えるコミュニティの維持と地域住民への防災意識の普及啓発に努めます。
○ 住民との協働による管理体制を継続させ、地域全体で来訪者をもてなすまちづくりを進めます。
<改善策>
○ 地域資源などと商店街の連携をより強めるため、商店街通りを活用したイベントの実施や、散策マップへの各店舗の情報掲載などを行い、商店街の活性化に努めます。
○広域からの来訪者に対応するため、与板地区外のサイン配置計画および整備を進めます。
事後評価シート
評価結果はこちら(PDF 464KB)
スケジュール
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