身近な人や地域で気付き、支える

自殺ゼロを目指し、
        「対策計画」を策定

【問】健康課TEL39・7508


◇見守り・支援のイメージ◇

見守り・支援のイメージ図

 市は「誰も自殺に追い込まれることのないまち」の実現のため、自殺対策計画を策定しました。
 市の平成28年の自殺死亡率は人口10万人当たり23・8と、全国、県の数値を上回っています。特に40歳〜50歳代の男性に多い傾向にあります。
 また自殺の背景は複数の要因がありますが、うつ病、体の病気などの健康問題が約半数で最も多く、次いで家庭問題が約2割と続きます。
◇            ◇
 計画は昨年度から幅広い分野の16機関の代表で検討。市の現状を踏まえ、平成35年度までの5年間の具体的な取り組みや目標を盛り込みました。

○ゲートキーパーを延べ2、600人養成
 自殺の危険を示すサインに気付き、適切に対応する「ゲートキーパー」を養成する研修を実施。市民延べ1、800人、市や関係機関職員は延べ800人の受講を目指します。

○企業への啓発、周知
 自殺死亡率が高い働き盛りの男性向けに、企業へ自殺予防の啓発リーフレットを配布。希望する企業には講座を開催します。

○自殺防止ネットワークの強化
 複数の悩みを抱える相談者の状況を関係機関と共有するため、相談受付票「つなぐシート」を作成し、活用する体制を構築します。
 このほか、自殺対策の情報提供や講演会の開催、相談体制の充実など、身近な人や地域が自殺の危機に気付き、支援できる仕組みづくりを進めていきます。

特別な力はいらない。
気に掛け、防ごう


 対策計画で増員するゲートキーパーは「近所のおせっかいなおじちゃん、おばちゃん」のような役割です。近くにいる人に対して「何だか元気がないな」と気付き、「どうして苦しそうな顔をしているの?」と気に掛ける。特別な力は必要なく、誰でもなることができます。家族や地域全体で見守っていくことが、自殺を防ぐことにつながります。
 また、今悩んでいる人には「一人で抱え込まないでみんなで悩み、相談しようよ」と伝えたいです。悩みは人によってさまざまですが、相談に乗ってくれる人も窓口もたくさんあります。
 お互いがお互いの気持ちを考えて日々を過ごせば、みんなが共生できる優しいまちになると思います。
丸山直樹さん画像
自殺対策計画
策定委員会委員長
長岡市医師会

丸山直樹さん


電話画像 悩んでいませんか?
電話・面接相談をご利用ください
健康課TEL39・7508へ
 保健師が悩みの相談に応じます。ご家族からのご相談もどうぞ。
●3月の「こころの相談会」
 「夜眠れない」「気持ちが沈む」など、心の疲れを感じたら、ご相談ください。臨床心理士がお話を聞きます。毎月開催しています。
日時=3月20日(水)午後2時〜4時
会場=さいわいプラザ
定員=2人【先着】
申し込み=3月15日(金)までに健康課へ
ほっとちゃん画像
▲長岡市こころの健康づくりキャラクター
「ほっとちゃん」




火焔土器3Dデーター公開タイトル

【問】政策企画課TEL39・2361
縄文文化発信サポーターズHP http://jomon-supporters.jp/

火焔土器住宅構想画像
火焔土器住宅構想(noiz architects)
※写真はクリエイターによるアート作品です
火焔「氷」器の画像
火焔「氷」器
(デザイン・イノベーション・ファームTakram)

火焔リングの画像
火焔リング(CGビジュアライザー・西脇嗣人)

 全国75市町村や文化人でつくる縄文文化発信サポーターズ(代表幹事・長岡市長)が、「火焔土器」の3Dデータ※を誰でも自由に使えるように、公式ホームページで公開しています。
 縄文に関する国の文化財で、3Dデータの無償公開は全国初。国内外のアーティストや企業に広く活用してもらい、縄文文化の魅力と新たな価値を生み出すことが目的です。

生まれる自由な発想
 昨年12月のデータ公開以降、指輪のデザインなど火焔土器の新たな活用や可能性を探る人たちが増えています。今後、県内外の教育現場の教材やクリエイター(創作家)による作品制作に使用されるなど、自由な発想でその魅力が広まることを期待しています。

※3Dデータ…縦、横、奥行きのある3次元(立体)の形状データ

縄文×
和食文化と火焔型土器をテーマにイベント
 長岡市長が会長を務める信濃川火焔街道連携協議会は2月16日、東京五輪を契機に縄文文化をPRしようと、新国立競技場近くの津田塾大学でイベントを開催しました。
 同協議会顧問・國學院大学名誉教授・小林達雄さんと料理研究家・土井善晴さんが約250人の聴衆を前に、「和食文化と火焔型土器」をテーマに縄文文化の魅力を語りました。




3/9

山古志・おらたる充実して再オープンタイトル

【問】地域振興戦略部TEL39・2515

 地域振興の拠点として交流人口をさらに増やし、震災の経験と教訓を伝えようと改修していた「やまこし復興交流館おらたる」が3月9日(土)、再オープンします。
 おらたるは平成23年に開館。昨年度は約3万人が来館しました。

より充実した内容で 経験と教訓を伝える
 今回の改修では、
・展示室の英語対応
・地域の案内所機能を拡充
・展示内容を大幅に更新
・地形模型シアターの収容人数を25人から40人に拡大
・中庭を棚田・棚池のビュースポットに改修
・地域特産品コーナーを設置

など、国内外の多くの人に来てもらえるよう、内容の充実を図りました。
 パワーアップしたおらたるへ、ぜひ足をお運びください。

3月9日、古志の火まつりに
合わせ再オープン!


(山古志支所隣)TEL41・1203
所在地=山古志竹沢甲2835
時間=午前9時〜午後5時

リニューアルイメージ図


上へ