学生 企業「つながる場が、お互いの刺激になる」


【問】産業イノベーション課TEL39・2402

NaDeC BASE

 市内3大学1高専と企業の交流の場「NaDeC BASE(ナデックべース)」が旧大和長岡店ビル1階にオープンして約半年。月平均1、200人、計約1万5千人が利用しています。
 3大学1高専合同の起業セミナーやIoT(アイオーティー)※の授業などが行われ、学生同士の交流もさらに盛んに。大学間の合同チームでビジネスコンテストに参加し準グランプリを受賞するなど、新しい活動も始まっています。

学生の発想に企業も注目

 学生と市内企業が一緒に課題解決に取り組む実習も行っています。参加企業からは「社内だけでは思い付かない発想が得られた」と、企業活動へのヒントを探る場として期待の声も聞かれました。
 今後、学生と企業が日常的に集まり、人と人とのつながりから新しいアイデアが生まれる機会を増やしていきます。

※IoT…身の回りのモノがインターネットにつながる仕組み

まずは一度足を運んでみては♪
学生×企業で気軽に会話
第1回
交流サロン
 毎月、各界からゲストを招き、交流します。詳しくは市ホームページをご覧ください。
日時=1月23日(水)午後5時〜7時 ゲスト=長岡造形大学造形学部長・馬場省吾さん、長岡技術科学大学学長補佐・山口隆司さん 対象=企業、学生、教員など 交流会費=500円 申し込み=産業イノベーション課
☆「企業家リレートーク」も開催予定!



共同で課題解決(部品製造の管理の省力化) に取り組んだ
 
企業と学校に聞きました

 自由な発想をする学生に、現場に立つ企業が助言をする。これがお互いにとても良い刺激となりました。
 NaDeC BASEは、工房を自由に使え、3Dプリンターなどで試作もできます。そのため、1年をかけていた課題実習が2週間でできました。このスピード感も企業の課題に応える力になると思います。次のステージとして、専門分野の異なる大学や企業と研究・検証できる仕組みができれば、長岡版のイノベーションが実現すると思います。

異なる大学・企業と一緒に。
これが次のステージ


長岡工業高等専門学校
環境都市工学科 准教授

村上 祐貴(むらかみゆうき) さん
村上祐貴さん


島津克吉さん  学生たちは短時間のうちに、新しい切り口で、それも費用対効果を考えたモノを提案してきました。学生の力は、失礼ながら、思っていた以上でした。
 NaDeC BASEの良いところは、フロアに仕切りがないこと。隣がどんな発想で取り組んでいるのか見られるので、面白かったです。若く新しい感性は、私たち企業にとっては得難い刺激です。今まで以上に、ここを学生との交流の場として活用していきたいです。


得難い刺激の場。
学生の力を活かしていく


株式会社 大菱計器製作所
代表取締役社長
島津 克吉(しまづかつよし) さん




花火シアター
約100席の花火シアター。ドーム型のスクリーンでプラネタリウムの機能も持ちます

ドーム型シアターやレストランも!

ながおか花火館で観光誘客へ

【問】観光事業課TEL39・2221
 喜多町地内に整備している「ながおか花火館(仮称)」のイメージが固まりました。長岡花火を核に一年を通して長岡の魅力をPRする広域観光の拠点で、「情報発信」「地域振興・交流」「休憩」「防災」の4つの機能を導入。「道の駅」として登録予定です。 ながおか花火館(仮称)イメージ図

魅力発信で交流人口増へ

 「長岡花火ミュージアム」には、ドーム型スクリーンの花火シアターのほか、展示室を併設。その両隣には「道の駅棟」として、地域の食材を使ったレストランやフードコート、特産品の販売スペースなどを設けます。効率的な運営を図るため管理者を公募し、民間のノウハウを活用して施設の魅力を高めます。
 長岡IC(インターチェンジ)に近い新たな観光の玄関口として市内への誘客を推進。交流人口の拡大と市全体の活性化へ向け、2020年のオープンを目指します。

ながおか花火館(仮称)平面図



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