企業のグローバル化を後押し!

多様な人材が活躍するまちへ

【問】人材・働き方政策課 ☎ 0258-39-2228

国際交流センター「地球広場」内にオープン!

就労・雇用の相談をワンストップで受け付け
長岡市外国人材受入サポートセンター

 外国人材の受け入れと定着を支援し、市内企業の人手不足の解消につなげるため、外国人材の就労・雇用の相談窓口を5月に開設しました。長岡で働きたい外国人と、外国人を採用したい企業を専任のコーディネーターが伴走型でサポート。電話やメール、オンラインなど、さまざまな方法で相談に応じます。
受付時間 = 平日午前8時30分〜午後5時15分(対面相談は毎月第2・4水曜日。要予約)

【問】同センター ☎ 025-250-0157

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INTERVIEW -利用者の声-

(株)ソリマチ技研・山口武史さん

 当社では海外の大学から外国人学生のインターンシップを受け入れており、将来社員として採用することになった場合に必要な準備や手続きを事前に把握したくて利用 しました。企業の国際化や多様性を進める中で、幅広く相談できる窓口があるのはとてもありがたいですね。実際に何か手続きが必要になった場合も、無料でフォローし てもらえると聞いて手厚さも感じました。

窓口の専任コーディネーター・末永海さん

外国人と企業双方のニーズに合わせてサポートします。気軽に何でもご相談ください!

相談無料

こんな相談・悩みにお応えします

企業向け
・受け入れ体制づくりのノウハウ
・外国人採用の進め方
・社内での異文化理解の促進方法
・日本語教育のアドバイス
・在留資格の相談や手続き方法 など
外国人向け
・採用情報の提供
・就職活動のアドバイス
・インターンシップのマッチング など

「地球広場」では
外国人市民の暮らしもサポート

 市民センターにある国際交流センター「地球広場」では、外国人市民の生活相談や自立支援などを通じて多文化共生を推進しています。

【問】国際交流センター ☎ 0258-39-2714

多言語での相談

・生活相談
・市政情報の提供 など

日本語学習

・経験豊富な講師が教える授業
・巿民ボランティアと日本語の学習を通じて交流する「にほんご広場」 など

異文化交流

 日本文化の体験などを通して、世界中の人と交流しています。
・長岡まつり平和祭大民踊流しの参加
・お正月餅つき体験 など


高度外国人材の受け入れを支援

 市は市内企業の人材確保による企業体制の強化や生産性向上に向けて、高い専門知識や技術を持つ外国人材の受け入れを支援。これまでに、ベトナム・モンゴルの学生や国内留学生のインターンシップ支援、企業と留学生の交流会、企業向けセミナーなどを実施してきました。
 今後も市内企業でのさらなる外国人材の活躍を後押ししていきます。

モンゴル国のL.ガントゥムル第一副首相兼経済開発相(当時)と会談する磯田市長ら視察団

モンゴルの高専生に長岡を紹介する磯田市長。長岡でインターンシップした学生とも交流した。

産官学の視察団がモンゴルを訪問

 市やNPO法人長岡産業活性化協会NAZE(ナゼ)などからなる視察団が5月末、モンゴル国を訪問しました。
 今回の訪問は、国際協力機構(JICA(ジャイカ))の「草の根技術協力事業」に採択されたプロジェクトの一環。同国の政府や教育機関を訪ねて意見を交わし、双方の人材育成や発展のため、より一層連携していくことを確認しました。
 同プロジェクトはNAZEが実施主体となり、昨年度から本格的にスタート。今年3月には、希望した83人の中から選ばれたモンゴルの学生10人が市内企業などでインターンシップを行いました。
 視察を踏まえ、モンゴル国と協力し、市内への人材の受け入れと就業、継続的な人材還流を促進します。

モンゴルと何をしているの??

 長岡・モンゴル双方の課題を解決するため、モンゴルの高専と協力して産業DX人材の育成と市内企業のグローバル化を進めています。

活動内容

長岡工業高等専門学校やモンゴルの協力企業・団体などが、希望するモンゴルの高専生にAI活用などの教育プログラムを行い、デジタル技術に強い学生を育成。

モンゴル高専生を受け入れるため、企業が社内の体制整備などを実施。

長岡の企業などでモンゴル高専生のインターンシップを受け入れ。卒業後の市内就業と人材還流を進めることで、市内企業の活性化と生産性向上を加速。

INTERVIEW -視察参加者の声-

コンドウ印刷(株)代表取締役社長・近藤保子さん

 将来的な外国人雇用を検討し始めたタイミングで声を掛けてもらい、これまでに2人のモンゴル高専生のインターンシップを受け入れました。2人とも日本語とコミュニケーション能力が高く、社員とすぐに打ち解け、会社のルールもスムーズに理解・対応してくれました。プロジェクトに参加したことで、外国人雇用へのハードルが大きく下がりました。
 今回、実際にモンゴルを訪ねて、現地の高専で日本の文化や習慣を学ぶカリキュラムが導入されていることを知り、そうした教育が円滑な受け入れにつながっていることを実感。学生たちが日本での就業に、強い関心と意欲を持っていることも伝わってきました。
 このプロジェクトは、両地域の若い世代の可能性を大きく広げてくれると思います。長岡とモンゴルの若者たちが互いに学び合い、共に成長していける関係が築けると期待しています。