大雨に
備える

ソフト対策
家庭で、地域で、学校で、

理解を深め“もしも”に備える

 災害が発生した時に被害をできるだけ軽減するためには、一人ひとりが災害への理解を深めて、日ごろから備えておくことが大切です。また、被災してけがをした時や体調を崩した時も、事前の備えで迅速な救助や措置につなげることができます。

家庭

事前の登録でいざという時も安全・安心


救急時も素早い対応が可能に
フェニックスネット
 かかりつけの医療機関や緊急連絡先などを事前に登録すると、救急隊員がタブレット端末を使い現場で確認できます。緊急時の素早い処置・搬送や、搬送先での迅速な治療につながります。

★電子申請ができるようになりました


詳しくは市ホームページをご覧ください
【問】長寿はつらつ課TEL39・2268、
消防本部警防課TEL35・2169
申請はこちらから
▲申請はこちらから

避難先での適切な支援にも
緊急時あんしんカード
 名前・生年月日などの基本情報、健康状態、連絡先を書いて自宅の冷蔵庫に貼っておきます。災害時、救急隊員などが個人を特定できるほか、避難所に持参して自分の情報を簡単に伝えることができます。
【問】福祉総務課TEL39・2217
◇      ◇
いずれも無料で、対象は全市民。申込書はアオーレ長岡福祉窓口、長寿はつらつ課(さいわいプラザ内)、各支所市民生活課などで。
緊急時あんしんカード

地域

住民全体で助け合い、防災力の向上へ


災害時に住民を守る地域の備えを
自主防災活動を支援
 中越市民防災安全士会が相談窓口でのアドバイスや訓練などへの講師派遣を行います。自主防災会や町内会の防災活動のレベルアップにご活用ください。
【問】危機管理防災本部TEL39・2262
避難所の開設訓練
▲避難所の開設訓練

要支援者を守るため平時から体制づくりを

 高齢者や障害者など災害時に助けが必要な「避難行動要支援者」のため、町内会や自主防災会を中心に地域ぐるみで支援する体制づくりを進めています。各団体での疑問などがあればご相談ください。
【問】福祉総務課

学校
自分のとるべき避難行動を考える

長岡版マイタイムライン


 学校の防災教育で活用できるよう、自分と家族の避難行動を時系列で計画する、「長岡版マイタイムライン」シートを新たに作成します。
 子どもが考えたマイタイムラインが家族の防災意識の向上につながっていくよう、地域と学校が連携した防災教育を進めていきます。
【問】危機管理防災本部
信濃川河川事務所が作成したマイタイムラインシートを同事務所ホームページで公開しています。参考にご覧ください



ハード対策
国・県と連携した河川整備

水害に強いまちづくりへ

 市は、国・県と流域一体となった防災・減災対策を進めるため「信濃川水系緊急治水対策プロジェクト」に取り組んでいます。台風19号の被害を教訓とし、治水・内水対策を強化して、水害に強いまちづくりを進めます。

浄土川 バックウォーター現象で
住宅の浸水被害が発生

可搬式ポンプを常設化
水位計と監視カメラを設置
 市は、内水対策として今井地区に可搬式ポンプを常設し、浸水被害の軽減につなげます。
 また、河川の状況を把握できるよう、県が水位計と監視カメラの設置を進めています。水位情報などは、7月上旬から県河川防災情報システムホームページで確認できます。
【問】下水道課TEL39・2235、河川港湾課TEL39・2233、県長岡地域振興局治水課TEL38・2628
こちらから
▲こちらから

信濃川 過去最高の水位を記録
合流河川でも水位が上昇

田んぼダムの整備を推進
 農家のみなさんの協力のもと、田んぼダムの実施箇所を検討し、整備を推進します。河川流域の田んぼの排水マスに排水量を減らす板などを設置。雨水を一時的に田んぼに貯留し、緩やかに排水することで、信濃川の各支流への水の流入を抑制します。
【問】農林整備課TEL39・2224
田んぼダムのイメージ(県ホームページより)
▲田んぼダムのイメージ(県ホームページより)

内水対策 側溝や下水道管の水の排出が困難になり、
浸水被害が発生

川崎東小学校の児童が参加した貯留施設の見学会
▲川崎東小学校の児童が参加した貯留施設の見学会(昨年11月)
琴平公園の貯留施設の運用
 琴平2丁目の「琴平つくしんぼ公園」に、市内初となる公園地下の巨大貯留施設を建設しました。内部の高さは約4m、貯留量は2,800m3で、25mプール約8杯分の雨水を貯めることができます。東新町地区と琴平地区の排水能力が改善します。
 大雨に備え、4月から供用を開始しました。
【問】下水道課

寿町排水ポンプ場
▲完成イメージ
寿町排水ポンプ場の整備
 寿3丁目に、市内最大の排水能力を持つポンプ場を整備します。1秒間に9tの水を排出することができます。
 豪雨の際、栖吉川の水位上昇により滞留してしまう下水道管の水をポンプ場でくみ上げ、信濃川に排水することで寿地区と蔵王地区の浸水被害を軽減します。
 今年度から土木工事に着手します。
【問】下水道課

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