市は、生物エネルギーなど再生可能な資源を使い、循環型の経済社会を目指すバイオエコノミーに取り組んでいます。

この取り組みにも参画する(株)プラントフォームが、ベンチャー企業向けクラウドファンディング投資応援サイト「FUNDINO(ファンディーノ)」で、目標額の約3.3倍となる3,105万円の資金調達に成功。現在進めているスタートアップの資金調達シリーズA´の累計額が1.5億円を超えました。
同社は、魚と植物を同じシステムで育てる「アクアポニックス」を活用した循環型農業システムを展開。この農法でチョウザメを養殖し、その卵であるキャビアの商品化を実現しました。最近では、チョウザメの肉を使用したパスタソースが農林水産省主催のコンテストで優秀賞を獲得。また、全国18カ所で企業向けの大規模商用プラント導入も支援し、設立以来7期連続の増収を見込んでいます。

磯田市長を訪れた同社の代表取締役CEO・山本さんは「当社の技術を取り入れて新規事業に参入しようとする市内企業も出始めている。その支援事業も展開していきたい」と今後の意気込みを語りました。磯田市長は「長岡のバイオエコノミーの象徴的な事業として大きく成長してほしい」と期待を込めました。
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