スマート農業人材として「地域おこし協力隊」に着任した五十嵐啓太さんと、「鳥獣被害対策専門員」に着任した鈴木暁慈朗(あきじろう)さんが、磯田市長を訪れました。
新潟市出身の五十嵐さんは、大学農学部を卒業後、企業で生産計画などの業務に従事。次世代農業推進拠点施設あぐらって長岡で、栽培から販売までの生産工程管理やスマート農業に関する技術を習得し、次世代農業を推進します。新潟県の地域おこし協力隊として3年間、長岡を中心に鳥獣被害対策を担当した鈴木さんは、栃尾地域のサル対策や、市内各地で出没が増加しているクマやイノシシの被害防止に向けた市民向け学習会の企画などを行います。
五十嵐さんは「スマート農業の普及を通じて、農家のみなさんの所得向上や人手不足解消に貢献したい」。鈴木さんは「協力隊で活動した技術や知識を活かして頑張ります」と今後の意気込みを語りました。磯田市長は「新しい知識と経験、情熱で長岡発の技術開発を目指してほしい。スマート農業や地域の生態系に関心をもつ子どもが増えるように活動してもらえるとうれしい」と期待を伝えました。
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