アオーレ長岡で26日から、写真家・大石芳野さんの写真展を開催しています。
半世紀にわたりアウシュビッツやカンボジア、広島などで戦禍に遭った人を撮影する大石さん。写真展では、長岡空襲体験者の写真も展示しています。
27日には、写真展の開催を記念してトークライブも開催。大石さんと写真展の開催に協力した長岡市出身のスポーツライター・小林信也さんによる講演などを行いました。
小林さんは「世界の人たちとスポーツの試合をして仲良くなれば、その国と戦争をしたくないと考えるのが自然。スポーツは平和の礎を担うことができるはず」と語りました。
大石さんは「取材を通して戦争の傷を引きずりながら、つらい思いを表に出さないように過ごす人が大勢いることが分かった」と話し、世界各地で撮影した写真とともに取材をした人のエピソードを紹介しました。
写真展は8月1日(金)まで。戦後80年を迎える今年、戦争の悲惨さや平和の尊さをじっくり考えてみませんか。
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