山古志の「牛の角突き」が、今季初場所を迎え、会場は牛の激しい取り組みに盛り上がりました。
山古志地域の牛の角突きは、千年の歴史があると言われ国の重要無形民俗文化財に指定されています。
初場所には、13組26頭が出場。1トン程の牛同士が激しく角をぶつけ合ったり、相手を持ち上げたりと迫力ある戦いを繰り広げました。
山古志の牛の角突きは、牛が傷つかないよう引き分けにするのが特徴。勢子(せこ)と呼ばれる男たちが、激しくぶつかり合う牛の間に入り、見事に取り押さえると拍手が送られていました。
この日は、県内外から約1000人が来場。東京都から家族3人で訪れた男性は「角がぶつかり合う音や牛の表情が想像以上の迫力だった」と楽しんでいました。
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