長岡まつり大花火大会2日目は50万人が来場。2日間の来場者数は平日開催の今年は昨年より2万人少ない102万人となりました。長岡復興祭から70年の節目の年、平和への願いを花火に込め、長岡から世界へ発信しました。
冒頭は慰霊の花火「白菊」。白一色の尺玉3発が夜空へ打ち上がりました。
大型花火は、「平和を願い、未来を想う花火を世界中であげていきたい」という思いが込められた、ナイアガラ超大型スターマイン「メッセージオブピース」でスタート。
市内小・中学校で合唱曲などとして子どもたちになじみが増した「故郷(ふるさと)はひとつ」のミュージック花火。
信濃川の水面を5色に染める超大型ワイドスターマイン。
復興祈願花火フェニックスは、平原綾香さんが歌う「Jupiter」の約5分間のフルバージョンで打ち上げました。
長岡花火に込められた平和への想いを世界へ、未来へとつなげようとの願いが込められ、不死鳥が舞いました。1つは青い鳥に。
午後9時の正三尺玉。花火玉が破裂する振動が観覧席にまで伝わってくるほどの圧倒的な大迫力です。一晩に4種類の正三尺玉が打ち上がりました。
趣向を凝らした超大型ミラクルスターマイン。緑、青、白の3色が夜空に映えます。
大河ドラマ「天地人」のオープニングテーマ曲に合わせた時代絵巻。色とりどりに咲く大輪の花々、次々と変わる絵巻には毎年見とれてしまいます。
フィナーレは米百俵花火「尺玉100連発」。沢田知可子さんの「空を見上げてごらん」の曲にのせて、ゆっくり壮大な花火です。会場は大きな拍手に包まれました。
ミュージックスターマインの増加や、新型の花火玉や演出などで、新たな深化を見せた大花火大会。今から来年が待ち遠しいです。(M)
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