長岡空襲の翌年に開催した長岡復興祭から70年の節目の年の長岡まつり大花火大会。駐日米国大使・キャロライン・ケネディさんらを迎え52万人が観覧する中、慰霊と復興、平和への願いを込めて打ち上げました(写真は、花火「故郷はひとつ」)。
始まりにあたり、越後長岡応援団の沢田知可子さんが、米百俵花火「尺玉100連発」のBGMとなった「空を見上げてごらん」を披露しました。
花火大会の冒頭、慰霊の花火「白菊」を打ち上げ。空襲で亡くなられた方々への慰霊、復興に尽力した先人への感謝、恒久平和への願いを込めて、白一色の尺玉3発を夜空へ手向けました。
5色の花火が勢い良く開く超大型ワイドスターマイン。信濃川の水面を美しく彩りました。
今年で12回目の復興祈願花火フェニックスは、9カ所、開花幅2㎞で打ち上げ。その力強さに圧倒されます。
熊本地震や東日本大震災の被災地復興、世界の恒久平和を祈念し、不死鳥が大きく羽ばたきました。
一色の超大型ミラクルスターマインは迫力満点です。
花火「この空の花」は、大林宣彦監督の映画「この空の花 -長岡花火物語」の世界観をそのままに表現。
花火大会のクライマックスを飾った米百俵花火「尺玉100連発」。「空を見上げてごらん」の曲に乗せて約3分間、最大8カ所からの尺玉の連発。壮大なスケールに会場から大歓声が上がりました。
花火大会を観覧した沢田知可子さんは「震災の復興支援から始まった10年来の長岡とのご縁。長岡のみなさんとの想いが一つになって打ち上がり、まさに感無量です」とコメントをいただきました。
ケネディ大使の観覧の様子は後日アップします。
大花火大会は、明日3日も午後7時20分から開催します。(T)
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