(株)長岡火力発電所(東京都品川区)が西部丘陵東地区への進出を決定し、代表取締役の井上博文さんと森市長が進出協定を交わしました。同地区への進出企業は、昨年2月のヨネックス(株)に続き2社目です。
新設する発電施設(写真はイメージ)は越路地域の「南長岡ガス田」から産出される天然ガスを100%活用。最大で年間約20万世帯分を発電することができます。平成30年7月から運転を始め、発電した電力は特定規模電力事業者大手の(株)F-Powerが買い取り、市内をはじめ全国に供給します。
井上代表取締役は「ガスパイプラインに近い立地を活かし、エネルギーの安定供給に貢献していきたいです」と抱負を語りました。森市長は「地場産天然ガスの有効活用は大変うれしい。電力の地産地消につなげたいです」と述べました。
長岡技術科学大学などが近く研究開発にも適した同地区。地元発の電力供給が実現すれば今後一層の企業進出が期待できます。市は同地区のさらなる企業誘致を進めていきます。(HA)
このページの担当