最終更新日 2023年4月1日
自殺は、その多くが追い込まれた末の死であり、背景には、精神保健上の問題だけでなく、健康問題、過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめや孤立などの様々な社会的要因があり、複数の要因が重なり合っていると言われています。
長岡市では平成19年から平成28年の累計で773人、毎年60~80人が自殺で亡くなっています。人口10万人当たり自殺死亡率の推移では、平成25年以降、全国や県の平均を上回っています。
このような厳しい状況を踏まえ、一人でも多くの尊い命を救うため、このたび「長岡市自殺対策計画」を策定しました。
この計画は、改正自殺対策基本法(平成28年4月施行)に基づき、すべての市町村が策定する「市町村自殺対策計画」であり、自殺対策の本質が生きることの支援にあることを念頭に、「誰も自殺に追い込まれることのない長岡市」の実現を官民一体となって目指すための指針です。
長岡市自殺対策計画の策定、推進、進捗管理にあたり、医療・保健・福祉関係者、市民等から広く意見をお聞きするため、「長岡市自殺対策協議会」を設置しています。
設置要領 (PDF 130KB)
令和4年度 長岡市自殺対策協議会
日時 | 令和5年2月6日(月曜日)午後2時から午後3時50分まで |
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会場 | さいわいプラザ3階 中央公民館 講座室(オンライン会議併用) |
議題 |
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会議資料 |
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会議記録 |
「自殺実態白書2013(NPO法人ライフリンク発行)」によると、図5より家族の不和や生活苦など自殺の危機要因となり得るものは計68項目あり、自殺に至るまでいくつかの危機要因が平均4つ重なるといわれています。
自殺に至る問題を上流までさかのぼって、その要因を総合的に解決できれば、自殺を減らすことができるとされています。
ゲートキーパーとは
長岡市では、市職員や関係機関の職員等、また地域で活動している方々等を対象に順次ゲートキーパー養成研修を実施しています。
長岡市では、毎月臨床心理士、保健師等による「こころの健康相談会」を行っています。(要予約)
こころの健康相談
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