
皆様、新年明けましておめでとうございます。
本年も、このように多くの皆様から、賀詞交換会にご来場いただき、心から感謝申し上げます。
現在、世界も日本も、歴史的な転換期にあります。明日は何が起こるかわからない混迷の時代となってまいりました。そのような中で、新しい価値観と発想による、活力ある経済と地域社会づくり、新しい長岡市が求められています。
長岡市は今年、市制施行120周年を迎えます。このような時代だからこそ、長岡は「米百俵の精神」と「市民協働」の原点に立ち返り、長岡の未来をつくるために、積極的に動き、前に進むべき年だと考えております。
4月に新しい総合計画がスタートいたします。現在、計画策定の最終段階に入っておりますが、市民の皆様の知恵をお借りしながら、議会議決をいただき、「長岡版イノベーション」と「行財政改革」をさらに推し進め、人や企業に「選ばれるまち長岡」の実現を目指して、政策を展開してまいります。
地域政策としては、来週13日に待望の与板地域交流拠点施設「いこいね☆よいた」がオープンします。ぜひ、与板の方々だけでなく、ご来場の皆様からも、与板に足をお運びいただきたいと思います。
さらに川口地域の交流拠点施設や中之島の新しい産業団地の整備、八十里越えの開通に合わせた道の駅の拡充などに着手します。また、地域の宝を物語・ストーリーとして発信することで、観光・交流人口の増加、インバウンド誘致につなげてまいります。
近年、長岡の産業団地への企業進出はもとより、市内企業の事業拡張や新規投資の動きが顕著になってきたと感じております。県外企業の長岡への関心や進出意欲の高まりも、日々実感しているところです。
こうした動きに合わせ、今後もさらなる産業団地の造成や市街地整備を加速させ、地域経済を将来にわたって活性化させるとともに、若者や女性が求める働く場を創出してまいります。
秋にはいよいよ、米百俵プレイス東館が完成し、ミライエ長岡がフルオープンします。
商工会議所をはじめ、4大学1高専、金融機関、国際交流センターなど、さまざまな分野の団体・機関・機能が集積され、「長岡産業ビジネス交流館構想」を実現する拠点が誕生します。
子どもたちにとっては学校外の学びの場、若者たちにとってはチャレンジの場、そしてあらゆる人にとって、交流と可能性を広げていく場として、ミライエ長岡を市民の皆様とともに大きく育ててまいります。
そして、誰もが安全に安心して暮らせるよう、福祉・介護・医療・教育・子育て支援、地域コミュニティの維持や除雪・災害・鳥獣対策にしっかりと取り組んでまいります。
市民生活にとって、昨年来の物価高騰は最大の切実な問題となっていますが、その対策として、先月、国から26億円の交付金が示されました。広く市民の皆様に支援が行き届くよう、現在検討中でありますので、発表まで今しばらくお待ちいただくようお願いします。
なお、現在整備中の長岡戦災資料館は、空襲殉難者の慰霊と平和の尊さを後世に伝える恒久的な伝承施設として、5月に移転オープンいたします。
いまだ世界に戦争・紛争が絶えない中、長岡空襲という悲惨な体験を持つ長岡から、長岡花火と合わせ、世界平和へのメッセージを発信してまいります。
今年は午年。活力に満ちた発展の年であります。
明るい長岡の未来を、「米百俵の精神」と「市民協働」の力を結集し、オール長岡で築いてまいりましょう。
結びに、本年が皆様にとりまして、健やかで実り多い年になりますことを心から祈念し、新年のあいさつといたします。