
皆様、新年明けましておめでとうございます。新しい年の始まりに、このように大勢の皆様からアオーレにお集まりいただき、ありがとうございます。昨年は困難な状況にも関わらず、皆様のリーダーシップにより長岡の活力を維持・発展していただきましたこと、心から深く感謝申し上げます。
さて、年末の寺泊地域の大火災に続き、能登半島地震と、令和6年は思いもよらぬ波乱の幕開けとなってしまいました。先ほど皆様から亡くなられた方々に対する思いを届けていただきましたが、心から哀悼の意を表しますとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。
現在、すべての警報も解除されていますが、ライフラインの復旧等で全力で頑張っていただいた方も多くいらっしゃいます。心から感謝申し上げます。今後数日は、余震の影響もありますので、引き続き警戒していきたいと思います。
ちなみに会場であるアオーレ長岡アリーナは、震度7まで耐えられますので、もし何かあってもこの会場にとどまっていただければ安全ですので、ご安心いただきたいと思います。
この賀詞交換会の開催にあたりましては、いろいろな方のご意見もいただきました。そういう中で、本年は7.13水害と中越大震災から20年にあたる節目の年です。こうして各界各層のリーダーの皆様が一堂に会することによって、改めて防災の意識を高め、防災・減災のまちづくりを力強く進めていこうという思いを一つにしていただければ、この賀詞交換会も大変意義あるものになると考えております。
現在、甚大な被害を受けた能登地域には、長岡の消防本部から緊急救援隊27名が派遣されておりますが、本日その交代要員27名も出発しました。震災から力強く復興した長岡として、能登半島の復旧・復興をしっかりと支援してまいます。
昨年は、新型コロナウイルス禍が一段落し、長岡まつりが4年ぶりに本来の形で開催することができました。ありがとうございました。
7月にオープンした「米百俵プレイス ミライエ長岡」は5か月で来館者が18万人を超え、大変にぎわっております。新しい互尊文庫を中心に子どもから高齢者まで、多くの市民の皆様、市外からの皆様にご活用いただいております。また、4大学1高専や産業界の活動スペースには、スタートアップやベンチャー企業、そして地元企業、研究者の皆様が集ってさまざまな活動をやっていただいております。
ミライエ長岡を長岡の人材育成と産業振興の拠点として、市内はもとより、全国、そして世界から多様な人材が集い、交流しながら、次々にイノベーションを生み出す拠点にしていきたい、開かれたイノベーションの場にしていきたいと考えております。
そして、本年も地域産業のデジタル化・DX支援をはじめ、外国人材の導入、ながおかペイの活用、脱炭素化・再生可能エネルギーの導入、スマート農業・バイオエコノミー等の推進によりまして、地域経済の活性化に力強く取り組んでまいります。皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げます。
昨年暮れ、「全国共働き子育てしやすい街ランキング」で、長岡市が北信越で1位、全国で18位、その中で「保育の質」部門で全国トップという報道がございました。大変うれしく思ったところでありますが、本年はこれに満足せず、子育て環境のさらなる充実に取り組んでまいります。
今こそ「米百俵の精神」に立ち返り、将来を担う子どもたちの育成と教育と学びの場の充実にしっかりと取り組み、長岡の明るい未来を目指していきます。
そして、女性活躍と多様性(ダイバーシティ)をさらに推進し、誰もが生き生きと暮らすことのできる長岡、「地域共生社会」の長岡を実現してまいります。
さて、今年はどのような年になるのでしょうか。
元日からの地震がまさに波乱の前兆のように感じられたところでありますが、いずれにしても、政治・経済・社会のあらゆる場面で、日本の停滞を招いてきた古い価値観や行動様式が終わり、それに代わる新しい価値観と新しい発想、倫理観が求められているのは間違いないと思います。
二度の戦災から立ち上がってきた長岡にとって、こうした時代の大転換への対応は十分に経験知があります。自信をもって、変化を大きなチャンスと捉え、子どもや若者に元気を与え、経済を活性化し、長岡の明るい未来を目指して一致団結して前に進んでまいりましょう。
本年が皆様にとりまして、飛躍の年になりますことを心からご祈念申し上げ、新年のあいさつといたします。