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トップ > 市政 > 地域委員会 > 栃尾地域委員会 > 令和元年度第2回 栃尾地域委員会会議録

トップ > 市政 > 地域委員会 > 栃尾地域委員会 > 令和元年度第2回 栃尾地域委員会会議録

令和元年度第2回 栃尾地域委員会会議録

最終更新日 2020年1月22日

会議名 第2回 栃尾地域委員会
開催日時 令和元年12月6日(金曜日) 午後1時30分~午後3時00分
開催場所 栃尾支所 4階 研修室
出席者名 【委員】
委員長 星野 正子  副委員長 西川 明治
委員  白倉 龍典  佐々木信和  吉田美紀子
   桐生久美子  本田 浩太  笠井 和子
   大﨑  勉  八木 元紀  田邉  仁
   大﨑 祐覇

【長岡市】
地域振興戦略部 渡邉部長 上村課長 恩田課長補佐
栃尾支所 今井支所長 各所属長5名

【事務局】
地域振興課 高野課長  多田課長補佐
  武士俣振興担当係長、職員3名

【傍聴人等】
傍聴人(一般2名、報道機関1名)
欠席者名 北郷  昌明  松生 健太
議題 今後のまちづくりの提案や広聴のあり方について
審議結果の概要 全ての地域委員会の意見が集約された後、改めて検討する
会議資料 令和元年度第2回地域委員会次第(PDF 37KB)
資料:今後のまちづくりの提案や広聴のあり方の検討について(PDF 391KB)

審議の内容

1. 開会
2. あいさつ
【委員長】(省略)
【支所長】(省略)
3. 議題
 今後のまちづくりの提案や広聴のあり方について
委員長  議題について、事務局から説明をお願いします。
地域振興戦略担当課長 (資料の「1. 主旨」に基づき説明)
 まちづくりの提案や住民の意見を頂く場として地域委員会を中心とする今の形でいいのか、あるいは時代に適した形に見直した方がいいのか意見を伺いながら検討を進めていきたいと考えています。
地域振興課長 (資料の「2. 栃尾地域の現状と課題」に基づき説明)
 地域の課題は資料に記載した内容以外にも、空き家対策、廃校舎の利用や住民が話し合いをする場づくりなど、今期の地域委員会からもあがっています。
 広聴組織、団体の状況については、区長会総会等で意見を出していただいたり、随時、区長さん方から課題をお聞きして解決方法を検討しています。また、各地区の課題解決策を考える場が必要ということで、色々な人がアイデアを出し合いながら話し合える組織としてコミュニティ協議会が立ち上がりました。その他、トチオノアカリ、カントリーフェスティバル、JCスクールなど、様々な事業が、今、若者たちを中心に発信されています。
(資料の「3. 栃尾地域委員会が果たしてきたまちづくりへの提案・広聴機能」に基づき説明)
 まちづくりの提案については、ここに記載した他にもソフト的事業として除雪の助け合いで何かできないかという提案には、除雪燃料費補助、また共助組織立ち上げの補助金が創設されています。
 広聴機能については、地域委員さん個人の意見だけでなく、選出されている団体やご近所の方、お知り合いの方からの意見も発言されていたと思います。その他、区長会役員さんとも意見交換し各地区の現状をお聞きして、まちづくりへの提言の参考としていました。
地域振興戦略担当課長 (資料「4. 今後の検討テーマ(案)」に基づき説明)
 資料の1から3を踏まえたうえで、二つのテーマに分けて、それぞれふさわしい形はどういうものなのかご意見をいただきたい。
 1点目の「広聴の仕組み」は、例えば除雪、福祉、防災、防犯といった暮らしに直接関わるような市の施策に対して住民の意見をお聞きする場をイメージしています。
 2点目の「検討の仕組み」は、地域の振興策や地域おこしの方策・課題への取り組みを柔軟に企画・実践を議論するような場をイメージしています。
 言い換えれば、暮らしと生活を守るための意見を集約する場と、積極的な地域の活性化を議論、検討、実践する場です。
 現在の地域委員会はこの両方をしていただいているが、今と同じ形で検討するか、または地域委員会の中身の見直しをすることで対応するのか。それとも、地域委員会の役割を他の組織に委ねたり、あるいは新しい仕組みを作った方がいいのか、ご意見をいただきたい。
 全ての地域委員会の意見をいただいた上で見直し案を作成し、皆さんと議論を重ね来年の夏を目途に意見集約をしたい。
委員長  検討テーマについて、今後どのようにしたらよいかお聞きしたいと思います。
委員  基本的な考え方として、栃尾の今の活動で継続したり発展させることを考えたときに、より多くの人たちが参加できる広聴の仕方が大切だと思います。それは色々な意見を聞けるとともに、住んでいる自分の地域について意識を高めることが大切なので、それを基本にしたい。中学生、高校生、また女性や色々な立場の方から考えを聞くことも大切ではないか。
 意見を聞く場としては区長会やコミセンなど様々な組織のほか、アンケートという手法も考えられます。
 先程、コミュニティ協議会やコミセンは地域の課題を解決することや、アイデアを持ち寄り話し合う場づくりのために立ち上がったように説明がありました。協議会は地域住民の代表で組織する運営委員会や専門部会及び8つの地区コミュニティで構成されています。自分もそれに携わっている一人であるが、事業を通して住んでいる人たちのより良い生活を求めています。難しいかもしれませんが、この組織をうまく活かせれば素晴らしいと思います。
委員長  次の方いかがでしょうか。
委員  栃尾地域委員会は様々な団体の代表の方が委員となっています。任期ごとにメンバーの入れ替わりはあったとしても、これまで様々な意見や話し合いをしてきました。合併前は地域全体を一緒に考える組織はなかったので、地域委員会が果たしてきた役割や実績は非常に大きいと思います。
 私自身が色々な活動をやっている中で考えられることは、若い世代と高齢者の世代では少し離れているのかなと思います。事業を実施しても参加者のほとんどが高齢者。若い人と融合したような事業が少ない。トチオノアカリなどイベント的なものは別として、それ以外の例えば学習会的な事業を実施しても高齢者しか集まらないような状況です。若い世代と高齢者世代を融合するような仕組みづくりも必要なのかなと思っています。
 地域委員会がどのような形になっても、栃尾全体を考えるような仕組みづくりは必要だと思います。
委員長  次の方いかがでしょうか。
委員  自分は地域委員になって1年弱ですが、話し合っている内容が全て高齢者向けの様な気がしています。栃尾の町を高齢者が住みやすい街にしているような気がしています。若者の意見がないがしろになっているような感じがしています。できれば地域委員ももう少し若手の人たちを入れた方がいいと思います。区長会も100%高齢者と思われます。もう少し若者の意見が取り入れられるような栃尾のまちづくりにしてほしいと思います。
委員長  次の方いかがでしょうか。
委員  先日、秋葉中学校で「栃尾の未来を考える会」というシンポジウムに参加し、隣に座っていた生徒会長に「何かしら栃尾の未来のことを考えてきましたか」と聞いたら、「人口が少なくなるのはしょうがない。どの地域もどうすれば人口を増やせるか考えているけど、そんなの無理だと思います。むしろ人口が少なくても暮らしやすい、生活しやすい場所というものを考える方がいいのではないですか。」と言われました。年代が上の人は、近い未来像、例えば5年、10年先を考えているかもしれないが、子ども達に未来のことを聞けば、もう少し先の20年、30年先を見て、これまでとは違う意見が出るのではないかと思います。例えばドクターヘリ、ワンストップ窓口、また人口が少なくても生活しやすい場所にするにはどうしたらいいかということの意見が出るような広聴会を実施するといいのではないか。5年、10年、20年、50年後の栃尾、日本がどうなるかを踏まえながら意見が出るような広聴会みたいなものを目指してもいいのではないかと思いました。
委員長  次の方いかがでしょうか。
委員  地域委員会の設置を命じたのは市長であり、この地域委員会の委員も各種団体に所属していますが、その各種団体の意見を代行しているわけではなくて、その委員会としての独自の議論をしてほしいという意味での地域委員会の設置だったと私は理解しています。その中でまちづくりの検討については、今までは長岡市の方から地域委員会に検討してほしいテーマがありましたが、今年度はそういうテーマはないというのが第一回の会議でのお話でしたので、広聴の代表機関としての地域のよもやま話し的なことになってきていると思っています。
 今後の検討テーマに関して事務局の説明の中で、前段のまちづくりに関する地域住民の意見・提案の方は、暮らしを守るためのものと言われましたが、多様な地域課題についての方が、暮らしを守る実のある検討を柔軟に行ってほしいという意味のように私としては感じています。
 地域委員会の存否を決めるのは市ですが、区長会や総代会のように地域委員会の以前からあった団体が、これから人口減少に伴って区というテーマを区だけでは負えなくなるだろうという中で、この地域委員会の中からコミュニティ協議会を作っていったという経緯を考えれば、多様な地域課題、生活や暮らしを守る方の意見や提案を聞く広聴はコミュニティ協議会が担うというイメージです。そして税金が入ることによる事業、いわゆる政治とか政策の部分に関すると、こうゆう機関を持った方がいいかどうかは、市がどう考えるか一本だと思います。栃尾地域のように市議会議員が複数名いる地域もあれば、そうでない地域もあるので当然地域の温度差が出てくると思っています。
 また、若者の意見が拾えるように、行政から手伝っていただきながら場所を提供するよう、動いてもらえるようであれば素晴らしいと思います。
委員長  次の方いかがでしょうか。
委員  皆さんの意見と重複してしまう点もありますが、地域委員は各種団体の代表的な方々が出ていますが、現実では市民各位のご意見等々はなかなか聞いていられない状況ではないかなと思います。また、区長さんや区長会長をはじめ、区の事業に関しては意見を述べることはできますが、まちづくりということになると、そこまでいってないのではないかと考えられます。
 広聴の仕組みですと、広く市民からご意見をいただきたいとなると、市民全体の中の中枢でいいが、各年代別に意見を頂戴し、そして私ども地域委員で出ている意見と合わせていけばいいのではないかと考えられます。検討の仕組みについては、地域委員の中でも大変多くの意見があり、それすら取りまとめて一本にするには難しいものです。そのようなことから、これから色々な意見を聞きながらまとめていってはどうかと思います。
委員長  次の方いかがでしょうか。
委員  地域の宝磨き上げ事業については、地域委員会から独立して実行委員会を立ち上げて事業を行っています。本来、地域委員会というのはそのような組織を育てていくということも大事な使命だったと思います。
 地域の課題に応える形としては、色々な組織があって、区長会もそうでしょうし、また、コミュニティ協議会もあります。
 主旨とは違うかもしれませんが、地域委員会に関して言えば、その役割は終えたのではないかなと率直に感じています。ただ、課題はありますので形を変えて存続して広聴活動していくというのは大事なことだと思います。
 ただ、合併して15年経過しましたが、私としては長岡市として一体化が進んでいないと感じることがあります。長岡市のまつりは?花火は?と聞かれた時に少し困ります。合併地域の地域性を大事にしていこうというのも分かりますが、一体化をもう少し目指す方向性を重視していくことが大事かと思います。
委員長  次の方いかがでしょうか。
委員  栃尾は結構中途半端な地域です。元々は市ですから小さいとは言えないが、大きくもない。そういった意味で栃尾の立場は難しいと思います。栃尾は地形的にも盆地のため長岡地域と一体化ができないのではないかと思います。「栃尾は栃尾で頑張る。」そんな感じで今までずっと来たのではないかと思います。人口が減っても、若い人たちは柔軟なアイデアで交流人口を増やし、イベント時はもちろん日ごろからどんどん来ていただき、交流ができればカップルもできるでしょうし、人口も増えるかもしれません。
 二つの検討テーマがありますが、私は一緒のように感じていて、若い人の意見をどんどん取り入れられるような広聴会をしていただきたいと思います。
委員長  次の方いかがでしょうか。
委員  先日、長岡市老人クラブ60周年記念式典があり、市長のお話では長岡市は毎年1,000人ずつ人口が減っていて、高齢化率は30%ということを聞きました。栃尾はその1,000人のうちの半分を占め、毎年約500人減っている状況です。何としても若い世代の人が地元に残ってくれないと過疎化を止められないと思います。栃尾高校の卒業生が数名しか地元に残らないという状況では農業後継者もいない、地元企業もないということで、私どもの力ではなんともなりません。
委員長  次の方いかがでしょうか。
委員  私も地域委員をさせてもらってまだ1年未満で、ほとんどわからないっていうのが正直なところですが、先日、川口地域委員会の皆さんと交流会を行い、若い委員さんが多く、さらに県外からお嫁に来た人もいました。地域委員になられた経緯を伺うと、よそから来た人だから忌憚のない良い意見を期待されて急に選ばれたそうです。若者の意見も聞きたいということであれば、川口地域委員会のやり方もいいと感じました。
 子どもの数が少なくなっていることや、栃尾の町中は平日でもシャッター街でお店が開いていない現状の中で、広聴会という形で皆さんの意見を聞くというのも、なかなか難しいのではないかと感じています。
委員長  ありがとうございました。
 先般のトチオノアカリには色々な方が来られました。人口は減っていますが、栃尾を知り、栃尾が好きな方がたくさんいてくれればいいかなと思うこともあります。
地域振興戦略部長  地域委員会は合併当時、議員もいなくなる、市役所もなくなるという中で、地域の声を反映するために地域委員会を設置したわけです。合併から15年経過しましたが、栃尾地域には市議会議員さんもおられ、地域の声もそれなりにこちらにも入って来ています。
 地域委員会は広聴や、新しい事業を色々考えていただきましたが、この段階でこれまでのことを検証しようというのが今回の主旨です。合併10年の時にもこういう検証を行いましたが、もう一度ここで振り返って、ちょっと違う形があるのではないかというのを検討したいと思っております。コミセンや若者会議ができたりということで以前とだいぶ状況が変わってきています。10地域のそれぞれの実情に合ったもの、そういった形を色々なご意見を聞いて、市として新しいスタイルを作りたいということです。
 色々課題を見つけて色々な意見を聞いて実行まで移せるというのは地域委員会で欠けていた所かもしれません。意見を聞くところで止まり、それが違う団体に動いてもらい実現、実行したということも当然あったと思いますが、もう少し機動力のある形にしていければいい。例えば何人かの委員さんが言われた、コミセンには部会がありますし、意見をいただく機会があります。もしかしたらそこに若い人の意見、学生さんの意見を聞けるようなチャンスを作れるかもしれません。新しい広聴のスタイルや検討のスタイルを考えていきたいと思っています。コミセンがあるところはやっぱり強いと感じています。
委員長  副委員長いかがでしょうか。
副委員長  私は区長会長を4年していますが、末端までっていうのはなかなか難しい。これから栃尾地域をどのような形で進めていくのかとなると、やっぱり各区の抱えている問題点を吸い上げながらやっていきたい。高齢者の方が多いという実態ですが、若い人の関心が少ないという意見もあります。原因の一つには家庭の中で年寄りと若手で話す機会がなくなっていることもあると思います。些細なことでも家庭で話すことで、区でも意見を拾うことができるかもしれません。
 少数よりも大勢の所に場を設けていくことが大切ではないかと思っています。今日聞かせてもらった中で自分の立場としてもそういうような意見を交換できるような、未来的に考えて栃尾地域に住んでよかったと思えるように、また、交流人口を増やすことも一つかなと思っています。今後は色んな意見の中にそういうことを大事にしながら進めていただければと思っています。よろしくお願いいたします。
委員長  ありがとうございました。
地域振興戦略担当課長  若い人、未来志向で考える広聴会、非常に参考になりました。人口が減っていく前提の中でどのように、そこの地域を豊かに暮らし続けるための仕組みづくりを皆で知恵を絞りやっていくしかないように思いました。
 あと、長岡市の一体化という意見がありました。一方で地域性を大事にしていかなければならない。一体化とは協調していくという姿勢を強めることと思われますが、協調してもむやみに同調していくようなことは合併した意味も半減するわけですので、やっぱり地域性は将来のためにも大事に受け継いでいかなければならないと受け止めました。ではどのようにするのか課題を頂いたと思っています。
 最後になりますが、すべての地域を同じ状況で同じことをやっていく必要はないのではないか。頑張る地域、やらなければいけないと思っている人たちがいるところはしっかりと検討ができるように柔軟に制度設計をしていくし、そうでない地域は逆にその中にあってもやりたいと思える少人数の人たちが地域の在り方を考えていくような場を作りたいと思っています。そういう柔軟な制度設計に皆さんの意見を反映させていただければと思っております。
 次回は、10地域の意見をお聞きした上で、案をお示しして改めてご意見、議論をしていきたいと思っています。
4. その他
委員長  何かありますでしょうか。
委員  地域の方々からお預かりしてきた質問があり、今日、回答は求めません。
 平成31年3月25日付けで前期の地域委員会の方から提案書が出され、令和元年5月13日付けで回答を得ているワンストップ窓口づくりを進めることについて、新しい交流拠点等整備の中で考慮していきますという回答と、横断的に検討しなければならないので各機関と連携しながら相談窓口の運営体制づくりを協議していきます、という回答を得ております。それについての進捗状況等があったら教えていただきたいというご意見がありました。次回の地域委員会で結構ですので、進捗状況をお聞かせ下さい。
委員長  その他ありますでしょうか。
地域振興課長  本日は貴重な意見をありがとうございました。次回の会議ですが、本日いただいた意見をまとめ、本年度中に改めてご検討いただく機会を設ける予定です。本日はありがとうございました。
5. 閉会

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栃尾支所地域振興課
TEL:0258-52-5815  FAX:0258-52-3990
メール:tco-chiiki@city.nagaoka.lg.jp

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