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トップ > 市政 > 地域委員会 > 寺泊地域委員会 > 平成23年度第5回 寺泊地域委員会議事録

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平成23年度第5回 寺泊地域委員会議事録

最終更新日 2022年4月1日

会議名 第5回 寺泊地域委員会
開催日時 平成23年12月2日(金)午後3時30分から午後5時5分まで
開催場所 寺泊支所2階 大会議室
出席者名 (委員)12名
委員長  河合 潤一
副委員長 三浦 公司
委 員   大塚 かおる
 〃   小黒 修一
 〃   後藤 敬一郎
 〃   関根 進
 〃   年友 要子
 〃   成田 純一
 〃   平石 久子
 〃   藤田 功
 〃   丸山 伊織
 〃   和田 鉄夫
(市 側) 里村地域振興戦略部総括主査、支所各課長
(事務局)長谷川支所長、旭地域振興課長、八子係長、担当係員
傍聴人 一般1名
欠席者名 藤田 布美子 委員、山田 榮三郎 委員
議題 (1)議題
・災害に強い地域づくりについて
審議結果の概要 議題
(1)災害に強い地域づくりについて
前回に引き続き、「災害に強い地域づくり」について、各委員から意見や提案を述べてもらい、訓練や啓発活動を行政と地域住民が連携して行い、有事の際に住民が自主的に判断して、避難できるようなってもらう。災害情報の各世帯への有効な伝達手段を検討する。津波対策用に標高や避難経路の表示をする。などの意見が出た。これらの意見を基に、今後の防災対策のあり方についての方向性を出すことにした。
会議資料 委員会次第(PDF 190KB)
資料1(PDF 369KB)
資料2(PDF 3,026KB)

審議の内容

【開会】
委員長 (省略)
【議題(1)災害に強い地域づくりについて】
委員長 前回の委員会の際に各委員から意見を出してもらい、それを基に委員長、副委員長、事務局で今後の津波対策についてまとめた。事務局より説明願いたい。
地域振興課長 (資料に基づき説明)
委員長 今の説明に対して、意見を伺いたい。
委員 上田町では自主防災会が10月に標高の表示看板を町内の防災倉庫に設置した。3万円くらいで出来たと聞いた。日頃から目につくところに、このような表示の設置が波及していくと良いと思う。
委員 観光協会では、土地勘の無いアメ横の観光客向けに避難経路がひと目見てすぐ分かるような表示をすることを検討していると聞いた。このような表示をするなら、店の中にポスターで掲示するような形式でいいので、海岸部一帯で一斉に、統一して行えると良いと思う。
委員 実際に災害が発生すると、通信や交通手段が制限されて、遠隔地から援助の手を差し伸べることが難しくなる。やはり、遠くの親戚より近くの他人ということになる。町内会や自治会が一番力を発揮すると思う。行政も頼りにならないと思うので、日頃から地域住民一人一人が災害時の状況を想定して、いざという時に自分で判断して行動できるようにしておかなければならないと思う。
委員長 委員会の持ち方として、統一した方針で持っていければいいと思うが、皆さんの意見を伺いたい。
委員 中越地震の時は、大河津地区に被害が集中した。宮城野区のような町内会同士で災害時に連携する取り組みも一つの手法ではないか。避難経路の表示にしても、行政から作成してもらうのもいいが、意識向上を図る上でも住民自らが作成し、統一したポスターを作成する機運が高まれば、その方が仕事も早いと思う。
委員 災害発生時の周知をどうすればよいかということが、まだ整備されていない。第一段階として、地域全体に災害情報をどうやって行き渡らせるかを考えなければならないと思う。
委員 今年の防災訓練をする前に、地域住民全戸に対して、アンケート調査を行った。アンケートを行うことにより、住民の防災に対する意識を高めることができるのではないかと思っている。防災訓練もただやるのではなく、最悪の事態を想定して行い、防災に対する意識付けを重視して行った。
委員長 災害発生時の周知方法について、行政はどのように考えているのか、聞かせてもらいたい。
地域振興課長 防災行政無線、広報車による巡回広報が考えられるが、電気が止まった場合、道路が寸断された場合など、これらの対応ができない場合もある。また、被害状況の確認、避難所設置なども並行して行わなければならないので、周知にどれくらい時間がかかるかは不確定な部分が多い。住民には行政から連絡が来るまで待っているのではなく、自分で判断して、自主的に行動できるようになってもらいたいということをこれから発信していきたい。
委員 津波などの警報が出てから、それを防災無線で周知するのにどれ位かかるものか。
地域振興課長 実際に災害が発生して、3~5分程度で気象台から報道機関に情報が入り、テレビなどで報道される。勤務時間中であれば、その情報を基にただちに広報無線でお知らせする。夜間など、職員がいない時間帯は、サイレンや広報など、支所長の連絡のもとに当直の管理員が動くことになっている。ただ、非常電源は確保できても、無線塔の状況によってはスピーカーの落下等も考えられることから、それが必ず周知できるかというと確約できない。
支所長 ラジオの重要性がクローズアップされてくると思う。ラジオの有効性について、住民に啓発していきたい。
委員 海沿いの津波と内陸部の地震では避難の仕方も変わってくる。津波の場合は、短時間で判断して逃げなければならない。まず、津波の防災対策を地域として確立しなければならない。そのためには、行政からの情報を該当地域の住民に確実に届ける必要がある。海沿いの地域だけでも津波の情報を各家庭に瞬時に届けられる警報装置のようなものを設置できないか。また、津波が起きた場合は、自分で自覚して避難するような体制を整える必要がある。
委員 行政からの情報が来る前に行動しないといけない。実際に災害が発生した場合、行政は機能しないと思っていたほうが良いと思う。小さな町内会の方が避難状況を確認して、近所の人たちが状況をまとめる、それが大事ではないかと思う。災害が起きた時にとるべき行動を繰り返し訓練し、普段から災害に対する意識を持ってもらい、いざという時に自分で行動できるようにすることが効果があると思う。
委員 それも大事だが、その前段として情報の周知徹底ができるかが重要と思う。地震が起きても、すぐ逃げるべきなのかどうかの判断は個人では難しいと思う。
委員 実際に災害が起きた場合、集落の防災役員は、自分のことを先にするのか、集落のことを考えるのか、実際となれば、やはり自分のことを優先してしまうのではないかと思う。
地域振興課長 講演会でも、率先して逃げる人がいれば、大丈夫と思っていた人も一緒に逃げ、結果的に助かったと話されていた。逃げるという行動も大事だと思う。
委員長 地域委員会として、今後の防災対策について、何をどのように進めて行きたいのか、方向付けをしないといけないと思っている。行政側も前回の委員会を受けて、いろいろと考えているようなので、連携して作業を進めて行きたいと思う。現在はどのような状況なのか教えてもらいたい。
地域振興課長 避難誘導対策として、誘導標識や避難経路、標高表示の看板を集会所などに設置するための予算を要求してある。ただ、金額が大きいので、単年度で無理なら優先順位をつけて、複数年度で行うことを検討している。その場合、土地勘のない観光客向けのものを優先したらどうかと考えている。
委員 支所と消防署、消防団が連携して、防災対策を考えたらどうか。
地域振興課長 自主防災組織が訓練などをする際に消防署員が出向いて指導などをしている。消防団の人も一緒に訓練をすることもあるかと思うが、平日の昼間などだと、別に仕事を持っているわけだから、参加が難しくなる。一緒に訓練することができれば良いと思っている。
委員 防災については、住民一人一人が自覚していないと、いざという時に動けないと思う。災害時の行動などについて、支所や消防署に指導をお願いしたが、都合がつかないということで断られた。最後は自分たちで何とかするしかないと感じたところである。災害が発生した際の行動や心構えなどのマニュアルのようなものがあったら、自主防災組織を通して、周知、啓発をしてもらいたい。ただ、情報を発信するだけではなく、自主防災組織に対して、より有効な方策を提案するなど、相互に連携をとらないといけないと思う。
支所長 自主防災会から依頼があれば、当然協力したいというのが行政の考え方である。しかし、日程が行事と重なった場合はご理解願いたい。本庁も含めて、講師の依頼があれば、できる範囲で対応したいと思っているので、誤解しないようお願いしたい。
津波の場合、行政ができることは限定されてくる。自主防災会で毎年、同じ訓練を行い、経験を積み重ねていってもらいたい。
委員長 災害経験者の生の声を聞く機会を設けたり、今回配ったような、実際の災害発生時にどのようにして対処したかなどの資料を全町内に配るなど、まずは出来ることからやっていったらどうか。
委員長 土地勘のない観光客向けの対策について旅館などに聞いてみると、建物内の誘導訓練はしているが、建物の外でどのように行動するかの訓練はしていないようなので、そのあたりは啓発が必要なのではないかと思う。支所からのお知らせに地域委員会の記事を載せる際に、今回の委員会で出た主だった意見を載せれば、啓発に繋がると思う。
委員 観光客に対する避難誘導について、海岸沿いの国道から山に逃げる場合、山まで上がれる道と上がれない道がある。上がれる道に看板を設置して分かるようにしたらどうか。寺泊体育館の側に啓発用の大型看板をつけるのも効果的だと思う。
委員 地域コミュニティが確立している地域であれば、災害が発生した時でも組織として動けると思う。昔の町民運動会のような形式で、バケツリレーや消火訓練など、防災の要素を含めた競技会が出来れば面白いと思うし、意識の向上にもつながると思う。老若男女全てに興味を持ってもらうためには、そういう要素も必要なのではないかと思う。
委員 小、中学校では防災訓練や防災教育をやっていると思う。
委員 そうであれば、運動会に組み込むのも一つの手ではないかと思う。
支所長 いい意見だと思う。近隣の町内同士で競技形式でやるのも一つのやり方だと思う。
支所長 これから各町内を回り、自主防災会長や町内会長と話をさせていただき、地域にしかわからない情報を収集していきたい。そのうえで、行政と地域の役割を区分する中でやって行きたいと考えている。
委員長 今まで出た意見をまとめて、皆さんに提示するので、また意見をいただきたい。その意見をふまえたうえで、今後の方向性を出したいと思う。
【その他】
支所長 これから資料を配布して経緯を説明させていただくので、皆さんからの意見をお願いしたい。
古川原市議、山田市議、体育協会、観光協会の連名で寺泊海浜公園の体育設備の整備について要望書が上がってきた。この事業については、規模が大きいというのと、地域づくりに関連するということで、予算がついたというわけではないが、市が実施する施策という観点から、みなさんの意見をお聞きしたい。
地域振興課長 (資料に基づき説明)
委員長 この件ついて意見を伺いたい。
委員 ナイター照明2灯増設工事、今の照明で足りないということだと思うが、競技場を拡幅するのか。
地域振興課長 現在、ナイター照明は2基あるが、それだけでは暗いので、安全確保の意味も含めて、もう2灯増設するものである。
委員 寺泊地域は長岡市の中でも雪が少ない地域なので、屋外スポーツ施設を基地化して充実させてほしい。
委員 野球場は、分水・吉田と比べても一目瞭然、使い勝手が悪いので、改修してもらいたい。陸上競技場も草が生えているので、もっときれいにしてもらいたい。テニスコートは、あまり利用されていないように感じるので、その分、陸上競技場の面積を増やして、サッカーの利用に使えるようにしたほうがいいと思う。
委員 陸上競技場とサッカーコート、今までと同じような感じになるのか。サッカー競技場ではなく、あくまで陸上競技場としての整備か。
地域振興課長 陸上競技場は、実態としてサッカーでの利用がほとんどなので、利用状況にあわせて、例えば多目的広場という名称に変更していけばいいと考えている。
委員長 大学の合宿やキャンプができるよう形にすればいいと思うが、どうか。
地域振興課長 大学やサークルが合宿をする場合に、どの程度の施設を望むのか分からない。大きな合宿を招致するのは難しいが、体育館や研修センターもあり、小規模なサークルであれば合宿することは可能だと思う。
委員 施設全体の大きさは変わらないということで良いか。
地域振興課長 既存の施設の改修である。
委員長 ぜひ実現させてもらいたいと思う。地域委員会も後押しをすれば、実現の可能性を高めることが出来るのではないかと思っているので、よろしくお願いしたい。
支所長 条例に基づいて、地域委員のみなさんから意見をお聞きした。今後も大きな施策については、事前に意見をお聞きしたいと思っているので、よろしくお願いしたい。
委員長 先日、女性委員の集まりがあったと聞いているが、その時の様子を報告してもらいたい。
委員 コミュニティ分科会に参加した。どこの地域も昔ながらの和や親しみといったものが減ってきていて、コミュニケーションがとれなくなってきている。集落の中でお互いが助け合えるよう、様々なコミュニティを作ることが必要ではないか。地域委員会の場に町内会長を呼んで、話し合ってみたらどうか。ここに住んでいて良かったと思える地域にすることが大切なので、地域委員会の場で検討してみてはどうか。などの意見が出た。
委員 地域資源を活かした観光分科会に参加した。それぞれの地域での悩み事などを話し合った。今まで、地域委員会の場にいろいろな団体を呼んで話を聞いたりしたが、お互いに関心が薄いため、それぞれの話を聞くだけで終わっているように感じる。もっとお互いが一緒に協力していきたいということを前面に押し出した話し合いが必要である。そしてアドバイザーからアドバイスを受けて、地域資源を有効活用できればいいのではないか。つきつめれば、地域住民が自分の地域のことを愛する意識を高めることが一番重要ではないかという結論になった。
【閉会】

このページの担当

寺泊支所地域振興・市民生活課
TEL:0258-75-3111  FAX:0258-75-2238
メール:tr-chiiki@city.nagaoka.lg.jp

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