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トップ > 市政 > 地域委員会 > 小国地域委員会 > 令和4年度 第4回 小国地域委員会会議録

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令和4年度 第4回 小国地域委員会会議録

最終更新日 2023年4月3日

会議名 第4回小国地域委員会
開催日時 令和5年2月28日(火曜日) 午後3時00分から4時30分まで
開催場所 小国支所 3階大会議室
出席者名 ○ 委員(7名)
 鈴木 京子 委員長  板屋 忠幸 副委員長
 片桐 圭子 委員  羽鳥 三枝子 委員  北原 千秋 委員
 桑原 勝利 委員  角山 久雄 委員

○ 長岡市(9名)
 渡邉地域政策監
 渡邉地域振興戦略部長、江田地域振興担当課長
 遠藤小国支所長 湯本地域振興・市民生活課長
 宮田産業建設課長 渡辺小国診療所事務長 
 北原地域振興・防災担当係長 小林主査

○ 傍聴者(一般 なし  報道 なし)
欠席者名 長谷川 知夫 委員
議題 審議事項:
(1)おぐにコミュニティ協議会に引き継ぐ地域課題等について
(2)おぐにコミュニティ協議会の今後の予定について
その他:
・3月29日地域委員全体会議について
審議結果の概要 ・今後、おぐにコミュニティ協議会に引き継ぐ「現在及び将来における地域課題」の加除修正等について協議をおこない、書面で通知することとした。
・3月2日に開催されるおぐにコミュニティ協議会運営委員会において、新たなまちづくり体制の構築及び規約改正が審議される。会議資料により内容を委員全員で共有した。
・3月29日開催の地域委員会全体会議について説明を行った。
会議資料 令和4年度第4回 次第(PDF 73KB)
座席表(④委員会)(PDF 271KB)
【資料No.1】現在及び将来における地域課題(PDF 106KB)
【資料No.2】第2回おぐにコミュニティ協議会運営委員会 会議資料(PDF 3,845KB)

審議の内容

(別紙次第及び資料に沿って議事を進行した。以下要点を記す。)
1. あいさつ
委員長 【委員長あいさつ】(省略)
地域政策監 【地域政策監あいさつ】(省略)
地域振興戦略部長 【地域振興戦略部長あいさつ】(省略)
2. 会議成立宣言
委員長  それでは、長岡市地域委員会条例第7条第3項により、委員長が議長になることとなっておりますので、私が議事を進めさせていただきます。
 本日の出席委員は7名です。
 長岡市地域委員会条例第7条第4項による定足数の4名を超えておりますので、会議が成立していることを報告します。
 長谷川委員は、所用により欠席です。
 本日の審議事項については、「おぐにコミュニティ協議会に引き継ぐ地域課題等について」及び「おぐにコミュニティ協議会の今後の予定について」となっており、報告時間は概ね70分です。
 次に「その他」で報告事項があり、終了時間を4時30分頃を予定しております。
3. 議事
(1)おぐにコミュニティ協議会に引き継ぐ地域課題等について
委員長  それでは、「3 議事」に入りたいと思います。
 (1)おぐにコミュニティ協議会に引き継ぐ地域課題等について、 昨年8月末に開催した第2回地域委員会において、項目分けを行い協議を進めました「現在及び将来における地域課題」について、今後、おぐにコミュニティ協議会の中に新設されます「地域づくり推進委員会」で、引き続き検討をしていくことになります。
 現在及び将来において地域で課題になると思われる事項について、追加するものや修正するものが無いかを検討し、おぐにコミュニティ協議会に引き継いでいきたいと考えます。
 では、資料に基づき事務局から説明をお願いします。
地域振興・市民生活課長 【資料No.1:現在及び将来における地域課題により地域振興・市民生活課長が説明】(省略)
委員長  皆さんいかがでしょうか。
 事務局からの説明について、意見等がありましたらお願いします。
委員  現在、私の集落は66軒ですが、65歳以上の高齢者の一人住まいが12軒、それに高齢者のみの世帯が17軒という状況です。今、既に皆様方も高齢化の弊害に苦慮しているところですが、やはりこの年齢構成を考えると、5年後、10年後の対策を今から講じていかなければならないと思います。地域課題に上がっている人口対策の一環として、住民の健康面ももちろんだが、メンタル面の健康も重要になってくると思う。例えば「一人一趣味」を推進し、より多くの趣味を持つ手助けをする。大勢の方と楽しく過ごすのが苦手な方も居ますので、その人に合った趣味を紹介する等を行い、全ての人が生き甲斐を持ち、健康で充実した毎日を過ごせるよう高齢化の問題に取り組んで行ってもらいたいと思います。
委員長  今の小国の課題はそのとおりだと思います。これから高齢者の生活をどう維持していくか、どのようにフォローしていくかを、小国は考えなくてはならないと思います。おぐにコミュニティ協議会では、自分が一人になった時のことを思って、真剣に考えていっていただきたいと思います。
委員  一人暮らしの方への支所の対応についてお伺いしたい。近年小国町でも一人暮らしの方が増えている。また、高齢化も進んでおり、親戚も高齢者で子どもは近くに居ない。遠くで暮らしている。その方たちが具合が悪くなった場合に対して、どのような対応、支援、情報交換が行われているかお聞きしたい。支所として、どのくらいの方が居るか把握していますか。また、対応マニュアルなどは作られているのか。孤独死に繋がらないように安心安全で暮らせるように働きかけていただきたいと思う。また、保健師が越路支所に移ると聞いていますので、その前にしておくことが多くあるのではないか思うので、よろしくお願いしたい。
地域振興・市民生活課長  一人暮らしの高齢者の対策について、雪の対策ですと要援護世帯の雪下ろしと併せ、小国独自の制度で玄関までの道付け(雪踏み)も補助しており、地域の方又は業者の方から対応をしてもらっています。具合が悪くなった時の対応としては、「安心連絡システム」というものがあり、加入されている方は安否センサーで利用者の動きを確認したり、緊急時にはボタンを押すとコールセンターに繋がれます。加入希望がある方だけですが、そういった対応もしております。あと、保健師の訪問による相談ですが、非常に重要な部分になっています。保健師は、今後、越路支所の事務拠点に集約されますが、そこから各地域に出向く形になります。現在は2名の保健師での対応でしたが、集中することで必要に応じてそれ以上の人数で対応することができるようになりますが、詳細部分については今後検討しながら、令和6年度から試行されることになります。
委員  例えば、小学校・中学校では職員で情報交換を行っている。児童・生徒が安心安全に学校生活が送れるようにとして実施しているものです。食物アレルギーの子どもが多くなってきているので、それについては対応マニュアルを作成しており、緊急の場合は誰がどのように連絡して対応するかを春の職員会議で検討し、修正しながら情報交換を行っている。そういったシステムが大事になってくると思う。おぐにコミュニティ協議会への引継ぎは良いが、長岡市としてどのような対応しているのかが分からないと議論が出来ないと思うので、お願いします。
地域振興・市民生活課長  先ほどの説明に追加し、各集落から民生委員を選出いただき、地域の困りごと等の相談にのっていただく体制も整備しております。民生委員は、要援護世帯に限定せず対応をしていただいております。
委員長  マニュアルは無いのですか。
 4年くらい前に市民生活課の方で「看取り」の会議があり、委員として私も出席した。今は施設に入居しますが、昔は家で年寄りを看取るのが普通でした。私の家の近所に高齢者夫婦がおり、ある日の夜突然その家のおばあさんが家に助けてと言って入ってきた。おじいさんが倒れたとのことだった。慌てて家に行きましたが、どうすることも出来ないので救急車を呼びました。おばあさんは気が動転しており何も出来ない状況で、マニュアルがあればどこに連絡を付ければ良いかわかりやすかったと思う。結局、私が救急車に同乗して病院に行きました。本当にマニュアルがあれば良かったと思った。
委員  先ほど○○委員が言われたとおり、どの集落も高齢者と高齢のご夫妻だけの世帯が大変多くある。先回の会議で委員長も言われたが、高齢者が多いのは大貝・三桶・苔野島・法末だけではない。手前の原集落に行くと、「大三島地区にばかり行くが、原集落には来ないのか。」と言われ、この辺にも独り者の高齢者は多く居るとの話をされた。集落支援員の増強ということが課題に記載されているが、人や地域をよく知っていることが集落支援員の資質でもある。他の地域から来て、別の地域の支援をしている人もいるが、その場合は、我々のように週2日の勤務ではなく、週5日勤務として各集落を順次回っていく体制を取らないとと思う。既に民生委員は限界に来ている。今後は複数の集落が共同で地域運営をしていかないといけないのではと思う。私は大三島地区で集落支援員をやっているので、総代にはそういった意見を出させてもらっているが、今はまだ単体集落で頑張れるとのことで一緒にはなっていない。これから人的に非常に厳しい状況になってくると思うので、複数集落で総代・副総代体制というものを行政から訴えていかないと、少人数の中で役員をやり取りしてようやく回している状況です。昔は総代というと「俺についてこい。俺が守ってやる。」という親方的な総代がいっぱいいたが、今は順番。定年になった人から順番にとか、65歳になったからお願いする感じなので、そうではなく各集落をまとめて引っ張っていってくれる人が何人か居ると、とても助かる部分がある。今後は、単体集落の体系も保ちながら、何とか複数集落で助け合いながら地域運営を行う手立てはないかを探っていく必要があると思う。それと地域おこしという部分では、このまま人口の流出が続くと直ぐに3,000人に達する勢いで減っている現状がある。地域振興戦略部長にも直接お話をしたが、自分は4年ほど小国蕎麦をやってきたが、そういったものを一つの地域特性として形にしていきたいと思っている。その中では、人と人との繋がりや、各方面から援助をしていただき、小国は頑張っているというのを外に見せないといけないと思う。今、考えているのは、おぐに森林公園や養楽館やたまり場八ちゃんとかを活用していきたい。たまり場八ちゃんの地域おこし協力隊員とは打合せをして、今後展開していきたいと思っているが、小国が注目される一助になればと思っている。あと、地域課題に載っているウクライナからの避難者は、小国までは来ないかなと思う。ただ、農業大国ではあるので、そういった研修生が来てくれればうれしいとは思っています。今後、新しくおぐにコミュニティ協議会の方に地域づくりの場が移行するが、その人たちからも何とか小国に人を呼べるものを発信していってもらえればと思います。
委員長  集落支援員の活動は夜もあるのですか。
委員  集落支援員は、水・木曜日で活動しています。最近水曜日はデイ・サービスに通う日だったりして、それでは火曜日はどうかというとヘルパーが来る日になっており、今は水曜日は、法末集落でやっているよったかり場の方へ顔を出させていただいている。午前中は大貝・三桶・苔野島集落を回り、午後からは法末へ行く。木曜日は、自分の担当している全地域を回りながら、安否確認とたまに軽く雪を掘ったり、買い物を頼まれたりするのが主な仕事になっている。簡単な部分では、冬囲いの落とし板を設置したり片づけを手伝ったり、ちょっとした近所のお節介なおじさんのようなことをやらせてもらっているが、それぐらいのあまり入り込み過ぎない形で支援をしている。
委員長  全て見ていたらやり切れないですよね。
委員  対象は、単独の高齢者世帯と高齢夫婦世帯の少し具合が良くない方のところです。高齢の夫婦でも元気なうちは来なくて良いと言われますので、元気なところには行きません。たまに話を聞きには行きますが、普段来なくて良いと言われているところには行っていません。基本は、民生委員が行くところにプラス、少し元気が無くなってきたご夫婦のところ行っています。集落の全部が対象ではありますが、若手がいる家等は、たまにしか行きません。頻度が違う感じです。高齢の単独の方のところは毎週行き、必ず顔を見て話を聞いてくる感じです。
委員  私は委員1年目ですので、皆さんの意見をお聞きすると立派な考えをお持ちの方ばかりで感心するばかりです。
委員長  まだ幸せなんですよ。
委員  若手も同居しているし孫も居ますし、自分自身もまだ健康だから仕事もできているので、幸せだと思います。ですので、人助けより自分の子や自分の家族のこと、仕事を一所懸命することで精いっぱいで、他の人のことが見えていないというか、申し訳ない気持ちです。
委員  昨年の夏くらいから両親の具合が悪くなり、こちらの会議も欠席がちでご無沙汰になり、今日久しぶりに出席しているところです。この4年くらいの日々の中で具合が悪いと感じるところはあったが、民生委員や診療所の看護師からも連絡をいただき、両親の具合が悪いことを聞き、やっと主人も私も動き出して介護保険の申請をしたり、また母が入院したりしたが、昨年の末ぐらいからデイ・サービスも利用し始め、私の負担もだいぶ軽減された状況です。いろいろな制度を有難く活用させていただき、本当に助かっているというのが感想です。この会議に出席し、周りからも色々聞いた中で高齢化というものを自分なりに分かっていたつもりだったが、同居していても負担が大きいことを身をもって感じた。行政や地域の方から助けてもらい助言をいただき、何とかやって来れて本当に助かった。同居していてもこのような感じなので、一人で生活されている方とか、二人であっても高齢の方だと、うちの両親を見ているといくら二人で居ても本当に心配だということを感じている。同じ集落のそういった方についても、今までも少し気にしてはいたが、なかなか立ち入ったことではあるので話を出来なかったが、自分の方から声掛けをすることも大事だと改めて気づかされた。若い方の意識が変わっていけば、変化のスピードが上がるのかと思う。おぐにコミュニティ協議会の新しい委員の方にも大勢若い方が居ると思うので、頑張っていただき、地元として応援できたらいいなと思う。
副委員長  おぐにコミュニティ協議会へ引き継ぐ課題としては、ある程度まとめられたと思う。やはり最初に書かれているとおり、過疎化高齢化が実直な問題である。自分で移動手段が取れる我々世代は、いろいろな登録や、便利な行政サービスなどに使われる電子機器を使うことができるが、高齢者の方々はせっかくのサービスがあっても知ることもままならない現状だ。まだ電話ならできる文字も読めるが、目も怪しい人がいっぱいいる。行政が電子化に移行するのは致し方ない御時世だと思う。ただ、サービスの内容を紙で残しておくということも当面は必要だと思う。先般、飛び込みでマイナポイントを取るためにカード登録をしてみたが、あれも非常にスマホと連動させたりとか、いろいろな行政サービスを受けるにしても一筋縄ではいけないと思った。いろいろなものが値上がりをしてるので、今まで確定申告をするのに会計士をお願いしていたが、今年は自分でやってみようと節約してやってみたがやはり難しい。我々でも難しいわけなので高齢者の方は苦労されるのだろうと思うので、何かしらの紙の文書でサービスを受けられる、知ることを得られるような手段を残しつつ進んでいっていただければありがたいと思う。
地域振興・市民生活課長  先ほどのマニュアルの有無についてのお話の補足になりますが、要援護世帯の中で65歳以上の世帯や、一人暮らしの高齢者世帯になりますが、民生委員の関わりとして、民生委員の連絡先を本人にお渡ししています。65歳以上の世帯や一人暮らしの世帯に限定されますが、そのような対応をしております。
委員長  その民生委員の対応が行き届かないこともあります。総代にもお願いをしているが、総代もいろいろな問題を抱えており、とても大変だと思います。
委員  総代や民生委員に連絡が来た時に、その人たちはどこに連絡をするのですか。市民生活の方に連絡をして、そこから対応をするのですか。指示や支援が出ますか。連絡しても来てもらえなかったという地域の声もある。ですので、民生委員になるのが嫌だという方も増えてきていると思う。その軽減のためにも何か方法があれば良いと、支援があればいいと思う。それは一番重要なことです。
地域振興・市民生活課長  今、言われた連絡しても来てくれないというところについては、情報を掴んでおらず大変申し訳ありません。体制づくりとしては、先にお話ししたとおり行政としては対応を進めています。民生委員の研修会でもその旨の説明をさせていたたいております。実態については、こちらでも調査をしたいと思います。
委員長  今、民生委員のことをテレビや新聞でいろいろ報道されていますが、民生委員というものはどうなのか。自分は子ども110番というものをやっているが、民生委員にすべき相談が来る。もう総代や民生委員という決まりきったもので生活をしていても駄目だと思う。今□□委員が言われたように、どこに相談すればよいのかわからない。私が言いたいのは、市役所の職員が机の上での仕事ではなく、本当に困っている人たちをどうしていけばよいか、真剣になって考える時期に来ていると思う。小国はとても最悪です。どっちを見ても最悪です。市長に進言をしに行きたいようです。実際を見てほしい。小国はこれからどこに行くのかという感じで、新しくおぐにコミュニティ協議会の中に委員会ができますが、私は期待をしていません。期待はしていませんが、小国をどの方向にもっていくかは行政の方のやり方次第だと思います。皆さんはどうでしょうか。
地域振興戦略部長  今ほど委員長から小国は最悪だという話もいただきました。今、会議資料1について皆様からいろいろ意見をいただいて、見守りについて不安だ、民生委員だけだと大変というご意見、言われるとおりだと思っております。今回、コミセンに引き継ぐ地域課題についてですが、市への要望もありますが、基本的にはこれは支所がしっかりと対応するべき課題で、一緒に考えていただくところがコミセンだったり、集落総代連絡協議会だったり民生委員がいるものと思います。以前の地域委員会でこれから10年後のまちづくりという絵を示しましたが、その中では支所が中心となっていきます。今言われた「これはどこに行けばよいか」というものについては、困ったら先ず支所に行く体制なのだと思います。ただ、それだけでは足りないので集落支援員という制度を入れており、今、長岡市の全地域で12人の方が活動しております。民生委員や総代では足りない部分を埋めるため、その役割を持つ国の制度である集落支援員を市として増やしていきたいと考えております。人口減少は進みますが、そこにどれだけの人が関わっていけるか、その仕組みを支所が中心となって、地域振興戦略部や他の部局もありますので、一緒に考えていきたいと思います。この地域課題をコミセンで全てやるとなると、とんでもないことになりますので、これを一緒にやっていく体制を4月にスタートはできないかもしれないが、支所が中心となってこれから作っていき、不安が全て無くなることはないかもしれませんが、集落支援員が地域を回ることで人が見てくれているという安心感があると思うので、そういったところを作っていきたいと思います。除雪や交通問題等、委員長からも言われておりますので、一気にやることは難しいですが優先順位を付けて、現場に出ながら少しずつ解決していきたいと思います。
委員  除雪の話が出ましたので一つ提案がある。集落総代連絡協議会の方も居るので、話を繋げていただきたい。実は相野原や猿橋集落、それに我々が担当している大貝、三桶や苔野島集落では、除雪隊というものを集落で編成しており、行政では要援護世帯を対象としていますが、そうでない助力が必要な家庭がいっぱいある。親の世代は雪堀りをしたが、子どもの世代では屋根に上ったことも、雪掘りをやったこともなく出来ない家がある。実際、我が家も私が屋根に上がる以外、子どもも嫁も屋根に上がれない。1階の屋根に上がっただけで、足が竦んで動けない。高所恐怖症はどう抗っても克服できないものだ。最近私のところに、集落支援員をやっているため屋根の雪掘りの依頼が来るようになり、年間に3から4軒ほど屋根の雪掘りをさせてもらっている。業者がもう手いっぱいで順番待ちで、一週間から十日後にしか来てくれない状況だ。提案していただきたいのは、集落で除雪隊を組織してもらいたいということです。3人寄れば1時間で屋根の雪堀りは終わる。1日に2軒、3軒くらいは集落の方で支援体制を作れないものか。人により、土日に作業する人や平日に作業をできる人で編成するなど、そんな組織が必要な時期になってきているのではないかと思う。あと、集落支援員をどれだけ増強できるかが重要になってくる。ただ、我々みたいに地域を狭く限定せず、もっと広範囲を担当してくれる方がいればよいと思う。例えば□□委員もきっと受けてくれると思うが、こういう方たちが精力的に訪問してくれれば体制が整うと思う。私も一言一言訪問して声掛けをしているが、対象者の方が毎週自分が来るものだと思っていてくれているのが、自分にとっても生き甲斐になっている。他の地域もこういった体制を組んでいけばよいと思う。なかなか中に入っていけない地域もあるとは思うが、やらないよりやった方が良い制度だと思う。これを仕事として週5日間やっていただける方がいればなおよいと思う。
委員長  建設業の協会は、どこも雪掘りをしてくれますよね。
委員  どの業者ももう手いっぱいとのことだ。今まで担当していた家の他は、もう受けられない現状とのこと。雪おろしも体力仕事で、降ったら一斉に依頼が来る仕事だが、その為だけに雇用は出来ない。ですので人数には限界がある。建設業者は、道路と歩道も除雪をしており、更に屋根も雪庇もとなると全て回れない。だからその隙間が出来ているので、その隙間を集落で埋めることができないかということです。自分の集落の民生委員は今期代わりましたが、前の民生委員が全て自分で雪掘りをしたものだから、次の民生委員の人にも同様にやるように言われた。そうなると、人によっては都会暮らしで雪も掘ったことがない定年で帰ってきた人だと、どう見ても料金をいただきづらい作業状況をしている。業者にも断られる。そうなると、集落で除雪隊を組むように訴えてくれと自分のところに話が来たりしている。この機会に全集落に周知して、検討してもらえればよいのではと思う。
地域振興戦略部長  七日町集落にも集落内の共助組織はありますが、今川口や栃尾地域では凄く定着しています。それは何故かというと、△△委員も言われましたとおり建設業協会が受けられない状況にあります。新規は受けられないが、空きがあれば受けるようです。雪が降るのは一斉なので、来週まで待っていられない。これは小国や川口地域のような雪が多く降る地域の課題で、自分のこととして考えて解決策を作っている。今言われたように小国の中で、コミセンと支所が中心となって課題として集落総代連絡協議会に提起して、皆さんが自分もいずれは雪掘りを頼まなければならないようになるとなれば真剣に考えてもらえると思います。我々行政だけではなく、やはり地域の方が共感し、困っていることを共有していくステップを踏んでいかないと続かない。集落支援員や民生委員がやっていると、人が代わったことで出来なくなる。また、それができないから民生委員を受けられないという足枷になる。本末転倒になってしまう。それは、やはり今の話をいろいろな集落が課題だと思っていれば、自分たちで考えなければならないと思いますので、共有していくことから始めていけば解決できると思います。そのための道具の支援等は市でやっております。今はオペレーターが居ない道路除雪がまず優先で、屋根はそのあとだという、ここ5~6年で状況が変わってきていますので、これから加速度的に進むと思われます。冬期集住等の別の政策もありますが、そこに住み続けたい方がおられますので考えていきたいと思います。先ずは共有することから始められた方がよいと思います。
委員長  これで意見が出尽くしたようですので、おぐにコミュニティ協議会へ引き継ぐ地域課題としてよろしいでしょうか。特に高齢者の問題については、これでよろしいでしょうか。
【同意】
委員長  それでは、小国地域委員会として小国コミュニティ協議会に対して文書で通知したいと思います。文書内容については、正副委員長と支所で協議し作成したいと思います。
(2)おぐにコミュニティ協議会の今後の予定について
委員長  では、次に「(2)おぐにコミュニティ協議会の今後の予定について」に入ります。この3月2日の木曜日におぐにコミセンにおいて、第2回おぐにコミュニティ協議会運営委員会が開催されます。行政からは、支所長と地域振興・市民生活課長も出席する予定です。では資料に基づき事務局から説明をお願いします。
地域振興・市民生活課長 【資料No.2:第2回おぐにコミュニティ協議会運営委員会 会議資料により地域振興・市民生活課長が説明】(省略)
委員長  今の説明について、何か質問等ありましたらお願いします。
 それでは、無いようですので「4. その他」に入ります。
 事務局お願いします。
4. その他
・3月29日:地域委員会全体会議について
地域振興・市民生活課長  連絡事項になります。3月29日に地域委員会の全体会議が予定されております。午後3時から長岡グランドホテルで開催されます。既に通知をさせていただいておりますが、出欠の報告を3月3日までにお願いいたします。
委員長  本日の会議が最後の地域委員会になります。皆さんからひと言ずつ感想をお願いしたいと思います。
委員  私は、恥ずかしながら今までこういう場には出席したことも無く、皆さんと話し合っているうちに今小国が抱えている問題を肌身で感じることが出来、非常に勉強になった。どうもありがとうございました。
委員  2期させてもらいましたが、課題が山積でなかなか対応しきれなかった部分で、力不足を感じているところです。この会で話をしたが、今後、小国を盛り上げるには蕎麦しか無いのかなと思い、本格的にクラウドファンディングにも申し込みをしましたし、市の方からも協力いただき遊休施設で麺工房でも開ければと思う。蕎麦屋は開けません。やはり、養楽館やたまり場八ちゃんに人が来れば、変わってくると思う。それと、以前から小国へ転入、移住されている人が多くいるが、空き家対策については、小国で住んでもらうには車と除雪機が無いと暮らせないという部分があるので、それがセットで準備されているともっと来やすくなる。車は数年乗れるくらいの中古でよい。除雪機は少し高いが、用意があれば移住しやすくなる。来てから揃えるのは難しい。納品までに時間が掛かるし、値段も上がっている。また、雪も急に降るので、販売が追い付かなくて大変だと聞いている。小国に人を呼ぶには、そういったことも必要かと思いますし、除雪の仕方も教えてあげればなお良い。自分も除雪の仕方等の動画をSNSに上げたりしていて、技術継承もしていかないとと思っている。おぐにコミュニティ協議会に移行しますが、少しずつ課題を解決していってほしい。
委員  私も2期勤めさせていただいた。本庁の方、そして支所の方に直接話を聞いていただき、また、回答をいただいたことを嬉しく思っている。いろいろなことについて話をしたが、回答がよかったりして安心して帰れた。課題は多くありますが、それを共有しながら安全安心に過ごせる小国になっていければよいと考えていますので、よろしくお願いします。
副委員長  今日で小国での地域委員会が最後になります。委員長を始め、委員の皆様に助けていただき、副委員長らしい仕事はせずに過ごさせていただいた。お詫びと合わせてお礼を申し上げます。新しいシステムに移行するにあたり、自分で壁を作っているわけではないが、小国地域としてとか、地域として構えてしまう。オール長岡で、長岡の一員として自分から飛び込んでいかなくては、いろいろな人と繋がらないながら、こういう機会を持たせてもらえて嬉しい時間でした。
委員  お世話になりました。○○委員と同じく、初めてこのような会に出させてもらい、皆さん立派な考えをお持ちで地域をよく考えていて勉強になった。今までは自分の会社や家庭のことが中心の生活で、小国にはこんな問題があるということを学びました。私も少し農協から手が離れたので、今度は地域に目を向けて皆さんに協力していきたいので、良い経験をさせてもらった。ありがとうございました。
委員  私が最初に地域委員をさせていただいた頃は、小学校の統廃合の問題の頃でした。今は一つの小学校になったが、その時は少子化の問題が大変で、今は高齢化の問題が主となり、自分も直に感じている。コロナの影響もあったが、旧長岡市の中心の方は小国はリゾートだと、夏も気温が少し低くバーベキューもでき、雪が降っても遊びに来てくれた。小国の魅力はたくさんあると思うので、今後も新たな協議会の方に頑張っていただき、応援していきたい。
委員長  私は第2期から16年させてもらった。第1期は合併直後で元の町議会議員が多くおられた。当時の支所長からお声掛けいただき委員をさせていただいたが、最初は何もわからなかった。何をしてい良いのかもわからず、ただ先輩方の意見を聞くだけでした。その当時は、長岡の人に小国を知ってもらうという大義があり、一所懸命に宣伝をした。今では高齢化の問題が多くなり、小国の魅力であるまつりも殆ど無くなり、これで良いのかと私は思う。もう一度小国を活性化させるために、新しい会の人たちは市に働きかけてもらいたい。私はよく聞いて応援したいと思う。長い間本当にお世話になりました。
委員長  市側も一言ずつお願いしたい。
【以下、行政側も感想を述べる】(省略)
5. 閉会
委員長  以上を持ちまして令和4年度第4回小国地域委員会を閉会します。
 大変ご苦労様でした。
 ありがとうございました。

このページの担当

小国支所地域振興・市民生活課
TEL:0258-95-5905  FAX:0258-95-2282
メール:ogn-chiiki@city.nagaoka.lg.jp

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