最終更新日 2022年4月1日
会議名 | 平成24年度 第3回 中之島地域委員会 |
---|---|
開催日時 | 平成24年11月14日(水) 15:30~17:40 |
開催場所 | 中之島支所 3階 大会議室 |
出席者名 | 【委員】 金子 功 委員長 地域代表 高野 輝夫 副委員長 地域代表 野上富三郎 地域代表 中嶋 進 地域代表 石田 元治 地域代表 齋藤 清利 地域代表 本名 浩利 地域代表 高森 精二 地域代表 大竹 勝巳 学識経験者 柿本美恵子 学識経験者 小坂井政昭 学識経験者 原田 敏 学識経験者 松澤 悦子 学識経験者 吉野久美子 学識経験者 【長岡市】 中之島支所長 田辺 暁郎 支所各課長、主幹・事務局 地域振興戦略部2名 都市計画課 2名 【報道関係、傍聴人】 なし |
欠席者名 | なし |
議題 | 1 平成25年度ふるさと創生基金事業について |
報告事項 | 1 なかのしまコミュニティ推進の取組み状況について 2 河川整備計画について ・一級河川信濃川(中・下流) ・一級河川貝喰川 |
会議の概要 | 1 平成25年度ふるさと創生基金事業について、今回の地域委員会で意見を聴取し、その内容を基にふるさと創生基金事業実行委員会で協議して事業計画を立案し、次回の地域委員会で審議することとした。 |
会議資料 | 平成24年度第3回中之島地域委員会次第(PDF 4KB) なかのしまコミュニティ推進の取組み状況①(PDF 8KB) なかのしまコミュニティ推進の取組み状況②(PDF 15KB) なかのしまコミュニティ推進の取組み状況③(PDF 13KB) なかのしまコミュニティ推進の取組み状況④(PDF 126KB) 河川整備計画について①(PDF 4,380KB) 河川整備計画について②(PDF 3,054KB) |
会議の内容
【あいさつ】 | |
委員長 | (省略) 【議題1 平成25年度ふるさと創生基金事業について】 |
委員長 | 事務局より説明をお願いしたい。 |
地域振興課長 | 今ほど開催した分科会で、平成25年度ふるさと創生基金事業について話し合いをしていただいたところである。 この後、各分科会での意見をご報告いただき、その内容を基に議論していただきたい。 |
委員長 | それでは、分科会での話し合いの内容についてご報告いただきたい。 まず、総務教育福祉分科会よりお願いしたい。 |
委員 | 総務教育福祉分科会では、伝統行事体験事業、大口れんこん収穫体験ツアーについては、来年度も引き続き実施してはどうかとの意見があった。また、事務局側から提案のあったゆるキャラの作成については、地域住民から広く公募するとともに、中之島と言えば米であるし、大口れんこんや凧等特色があるものもある。このような地域の特色を生かしながら、中之島をイメージしたデザインを募集してはどうかの意見があった。 他には、郷土史研究会が地域の伝統、文化をまとめたDVDの製作に取り組んでいるが、その取り組みに助成してはどうかとの意見があった。 |
委員長 | 次に、産業市民建設分科会よりお願いしたい。 |
委員 | 産業市民建設分科会では、伝統行事体験事業、大口れんこん収穫体験ツアーについては継続事業として引き続き実施し、ゆるキャラの作成についても、将来的に観光案内看板等いろいろな場面で活用しながら、中之島地域のイメージアップにつながることも期待できることから、来年度事業として取り組んではどうかとの意見があった。 また、今年度実施した「ようこそなかのしま!」イメージアッププロジェクトで、中之島記念公園のシバザクラの植栽と花文字の取り組み、木製プランターの設置に取り組んだ。来年度は公園駐車場側への植栽や、夕日コンサート等のイベントを実施し、同公園のさらなる環境整備や有効活用を図ってはどうかとの意見もあった。 他には、子ども対象の稲刈りツアーや中之島ふるさとかるたを使ったかるた大会、郷土史研究会のDVD製作への助成が意見として出た。 |
委員長 | 各分科会の報告をいただいたが、この報告を参考に議論いただきたい。意見等があったら発言願いたい。 |
支所長 | 本日の地域委員会での意見を基にふるさと創生基金事業実行委員会で協議、検討し、再度地域委員会で審議いただくこととなる。 参考までに、本年度の事業費は、伝統行事体験事業が約100万円、大口れんこん収穫体験ツアーが約40万円、「ようこそなかのしま!」イメージアッププロジェクトの本年度予算が約100万円である。 また、ゆるキャラの作成については、着ぐるみ作成まで見込むと約100万円程度の経費が必要と思われる。 |
委員 | 大凧合戦は中之島の観光のメインであり、これからもより広くPRしていくべきだと思うので、伝統行事体験事業は継続実施が必要と思う。 大口れんこん収穫体験ツアーについては、しばらく支援しながら生産組合等が将来的には自主的に取り組めればと期待する。 また、中之島記念公園についても、さらに環境整備を進めていければと思うし、コンサートの実施等市民が集える機会も設けたい。 以上のことから、伝統行事体験事業、大口れんこん収穫体験ツアー、「ようこそなかのしま!」イメージアッププロジェクトについては、来年度も継続して実施したい。 また、ゆるキャラについては、他地域には素晴らしいキャラクターが存在している。中之島地域においても広く公募した中でゆるキャラを誕生させたいと思う。 |
委員 | 中之島の中心地区にある中之島記念公園を舞台に事業を行うことで、さらなる地域の活性化にもつながると思う。ぜひ応援したい。 稲刈り体験については、例えば、公民館事業等既存の事業メニューに取り入れて、現在東京中之島会が実施している田植えと稲刈りツアーと連携して取り組み、反響があれば新たに事業化する方法も考えられる。 地元の基幹産業に子どもたちが馴染むことは非常に良いことであるので発展する可能性はあると思う。 |
支所長 | 中之島地域のふるさと創生基金事業の予算は、来年度は315万円の予定である。 伝統行事体験事業と大口れんこん収穫体験ツアーについては、各分科会で継続実施の意見があったことから、この2つの事業費の約140万円を除いた予算の中で他の事業を計画するイメージとなる。 |
委員長 | 他に質問、意見等あったら発言願いたい。 |
委員 | 中之島記念公園駐車場側法面への植栽に係る経費は概ねいくらか。 |
産業建設課長 | 50万円から60万円程度必要と思われる。 |
委員長 | 他に質問、意見等あったら発言願いたい。 |
委員長 | 無いようなので、地域委員会での意見を事務局で取りまとめていただくこととして良いか。 (異議無しの声多数) |
地域振興課長 | 今ほど委員の皆様からいただいたご意見、お示しいただいた方向性を基に、事務局で優先度等を含めて整理し、ふるさと創生基金事業実行委員会で具体的な事業項目や予算等を協議した後、再度地域委員会に諮って事業案を審議いただき、事業を決定していただければと思う。 |
委員長 | それでは、報告事項に入る。 【報告事項1 なかのしまコミュニティ推進の取組み状況について】 |
委員長 | 事務局より説明をお願いしたい。 |
地域振興課長 | (資料「なかのしまコミュニティ推進の取組み状況」により説明) |
委員長 | 今の説明について、質問、意見等あったら発言願いたい。 |
委員 | 以前の説明では、中之島地区、上通地区、信条地区にセンターを設けたいということであったが、今日の資料には明記されていない。 また、新たなコミュニティ組織においては、連合町内会長や各町内会長は関与しないという理解で良いのか。資料を見る限り、公民分館役員の負担が大きくなるのではとの危惧がある。 今までも各地区独自で公民館活動を実施していることから、新たなコミュニティの枠組みの中で、各地区の組織の役割等についても具体的に示してほしい。 組織の決定事項を各地区に任せるという形は、ただ負担だけが大きくなり、理解が得づらいと思う。 |
地域振興課長 | コミュニティセンターの中之島、上通、信条の3つの分館施設設置の件は、ある程度長期的な視点での検討事項と考えている。 町内会については、新たなコミュニティの枠組みの中で前面に出てくることは想定していないが、連携していくことは必要である。 町内会活動も大切なコミュニティ活動のひとつであることから、コミュニティセンター移行後も現体制で活動を継続しながら、より効果的な運営方法を議論していければと考えている。 また、各公民分館で取り組まれている活動も生活に密着した、身近で大切なものである。コミュニティセンター移行後も、その目的が緩やかに達成できるよう取り組んでいただきたいと思うので、既存の事業を継続しながら、将来的な取り組みについても検討していただきたい。 コミュニティセンターの活動が定着するまで現在の8つの公民分館が活動母体になると思うが、大きな負担とならないように進めながら中之島地域全体の状況や課題を把握したうえで、活動や運営の方向性等を議論、検討していきたいと考えている。 |
委員 | 各地区の組織には公民分館役員だけではなく、ボランティアや老人クラブ等の方も入って一緒に活動するイメージを持っていた。 |
地域振興課長 | ボランティアや老人クラブ等各種団体については、コミュニティ組織の本体にあるコミュニティ推進会議の委員として参加していただき、中之島地域全体での取り組みを検討していただくメンバーとして協力いただければと考えている。 |
委員 | 率直な意見として、各地区の組織には公民分館役員だけではなく、いろいろな立場の方に入っていただかないと、うまく進まないのではないかと思う。 |
支所長 | 中之島地域は、各公民分館とも公民館活動の枠を超えたコミュニティ活動を行っており、今後も残していきたい。 新たなコミュニティの枠組みにおいて、連合町内会長はコミュニティ推進会議委員に入っていただき、各種団体については、関連する各部会に入っていただいて活動を推進していきたいと考えている。 平成26年4月に現在の公民館からコミュニティセンターに移行し、新たな組織の中で連携を密にしながらスタートしたいが、公民分館の形については、当面の間は現状維持とし、現在の活動を継続していただければと思う。ただし、名称についてはコミュニティセンター移行後3年を目途に変更する考えである。 |
委員 | コミュニティセンター事務局が事務に従事する主たる施設はどこか。 |
地域振興課長 | 中之島公民館を一部模様替えして、そこにコミュニティセンター事務局を置き、各公民分館については、既存の分館施設を活用する方向で考えている。 |
委員 | 現在各公民分館で取り組んでいる主な事業に敬老会、運動会、祭り等がある。公民分館の活動については、当面、現状維持の形で継続していくとのことであるが、例えば敬老会は健康福祉部会に属するのではないか等の意見が出てきた場合はどうするのか。 また、コミュニティセンターの目的に児童健全育成があるが、どの部会に位置付けられるのか。 |
支所長 | 長岡地域のコミュニティと支所地域のコミュニティは違うと思う。 現在各公民分館で取り組まれている活動は、中之島地域のコミュニティそのものであり、うまくいっていると思っている。 分館部会を設けた経緯はこのような形を崩したくないからであり、長岡地域のコミュニティに当てはめると、各部会で取り組む事業であっても、中之島地域では8つの公民分館でそれぞれ取り組んでいることから、今後も引き続き分館部会の中で進めていく方向で考えている。 また、児童健全育成については、各部会に共通するものでもあり、また、各部会の横のつながりを持たせることも大切であることから、活動を進めていく中で順次整理していければと思っている。 |
委員 | 8つの公民分館がうまくいっている背景には各町内会や連合町内会の協力もある。 地域コミュニティの基礎は町内会であり、防災組織を含めて今後も組織力を強めていくべきと思うので、新たなコミュニティ組織においても町内会とのつながりを大切にしていただきたい。 |
支所長 | 人口減少社会、少子高齢化社会の中で人づくり、地域づくり、子育て等福祉の増進が大切であり、これがコミュニティセンターの最終目標になると思う。 また、上通地区は人口が増加しているにも関わらず、コミュニティ施設が不十分という長年の課題がある。この課題についても、新たなコミュニティ組織の中で検討していきたいと考えている。 |
委員 | コミュニティセンター化については、期間も含め、緩やかな移行を図っていこうという考え方で今日まで検討を進めてきたものと理解している。 中之島地区、上通地区、信条地区へのセンター設置を含め、これまでの経緯や審議、検討してきたことを十分尊重して進めていただきたいと思う。 |
委員 | コミュニティセンターの取り組みを進める中で、社会福祉協議会の事業と重複する部分も出てくると思うが。 |
委員 | 先日事務担当者レベルの打ち合わせを行い、社会福祉協議会としても、地域のために積極的に協力する旨の話をさせていただいた。 |
地域振興課長 | コミュニティセンターの理念は、広く地域づくりを行うことである。この意向に沿って、地域がより活性化するような取り組みを進めていきたい。 |
委員長 | 他に質問、意見等あったら発言願いたい。 |
委員長 | 無いようなので、次の報告事項に入る。 【報告事項2 河川整備計画について】 |
委員長 | 産業建設課長より説明をお願いしたい。 |
産業建設課長 | (資料「河川整備計画について」により説明) |
委員長 | 今の説明について、質問、意見等あったら発言願いたい。 |
委員 | 昨年7月の豪雨により、西野新田は浸水した。 この地区は無堤防地区で、信濃川が増水すれば浸水被害が起こることは想定していたが、80年以上経験したことはなかった。 以前から堤防整備の話があったが、このままでは昨年のような豪雨になったら遊水地のようになってしまう。 市議にもご同行いただき早期の堤防整備を市へお願いしたこともあり、また、国土交通省の説明会の際には、地元の町内会長も何とかしてほしいと強く訴えていた。 これから堤防整備は進んでいくものと思われるが、中之島地域全体の問題として、地域委員の皆様からもご協力いただきたいし、市に対してはこの問題が早急に解決するようお願いする。 |
委員 | 中条地内の信濃川に水位表示が立てられたが、危険水位はどのくらいか。 |
産業建設課長 | 堤防天端から2メートルである。 |
委員 | 平成16年の水害のように、刈谷田川の上流部で堤防が決壊すると、下流域の西所地区に水が押し寄せてくることから、この整備計画に対する住民の理解が得づらいというのが現状である。 地区役員の一部からは、いろいろな角度から考えると仕方がないのではとの声もあるが、刈谷田川が増水し雑木が流れてくると、中西橋の橋脚に引っ掛かって水位が上昇し非常に危険であることから、できれば中西橋の下流に放水してほしい。 このことも含めていろいろと精査していただいていることと思うが、現状では賛成できないのが本音である。 |
産業建設課長 | 雑木の影響で水位が上がることは把握しており危惧しているが、3トンの放流でその水位上昇に大きく影響することはないと認識している。 沿線住民の皆様の不安を解消する説明だけではなく、その不安を解消するために県にはきちんと河川管理をするよう市からも強く要望している。計画どおり整備が進められるよう努力したいのでご理解いただきたい。 |
委員 | 刈谷田川や五十嵐川等の支流が増水すると、その水は信濃川に流れ込む。このことを想定し、県、国は信濃川の増水に備えて堤防整備を進めてきた。 昭和36年と39年の水害でも浸水しなかった西野新田が、昨年の水害では大変な被害があった。 信濃川の増水に備えて堤防整備を進めている中でこのような被害が出たことは深刻な問題であり、県、国には早期の堤防整備を強く訴えていきたい。 |
委員長 | 他に、質問、意見等あったら発言願いたい。 |
委員長 | 無いようなので、以上をもって本日の地域委員会を閉会する。 以上 |
このページの担当