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トップ > 市政 > 地域委員会 > 中之島地域委員会 > 平成21年度第3回 中之島地域委員会会議録

トップ > 市政 > 地域委員会 > 中之島地域委員会 > 平成21年度第3回 中之島地域委員会会議録

平成21年度第3回 中之島地域委員会会議録

最終更新日 2022年4月1日

会議名 平成21年度 第3回 中之島地域委員会
開催日時 平成21年7月30日(木) 15:15~17:40
開催場所 中之島支所 3階 大会議室、刈谷田川河川改修現場(視察)
出席者名 【委員】
田口 正一     委員長     地域代表
金子  功     副委員長    地域代表
塩入 清補              地域代表
石川 幸夫              地域代表
高野 輝夫              地域代表
齋藤 清利              地域代表
高森 精二              地域代表
本名 浩利              地域代表
大竹 勝巳              学識経験者
原田  敏               学識経験者
松澤 悦子              学識経験者
吉野久美子              学識経験者
柿本美恵子              学識経験者

【長岡市】
地域振興戦略部長          金子 淳一
中之島支所長             小黒 憲雄
支所各課長・事務局
地域振興戦略部1名
都市計画課4名
新潟県長岡地域振興局
地域整備部河川改良復旧課1名

【報道関係、傍聴人】
    なし
欠席者名 【委員】
中村 祐子              学識経験者
議題 1 刈谷田川河川改修について(刈谷田川ショートカット部新川現場)
2 都市計画マスタープランについて(都市計画課)
会議の概要  刈谷田川河川改修現場(ショートカット部新川現場)を視察し、新潟県長岡地域振興局地域整備部河川改良復旧課より、工事の進捗状況及び今後の予定等について説明を受けた。
 都市計画マスタープランについて、都市計画課より「全体構想」の検討状況や「地域別構想」についての説明を受けた後、地域委員から意見を聴取した。
会議資料 平成21年度第3回中之島地域委員会次第(PDF 8KB)
視察資料【刈谷田川改修工事】(PDF 2,367KB)
都市計画マスタープラン資料1(中之島)(PDF 40KB)
都市計画マスタープラン資料2-1(中之島)(PDF 628KB)
都市計画マスタープラン資料2-2(中之島)(PDF 632KB)
都市計画マスタープラン資料3(中之島)(PDF 200KB)
都市計画マスタープラン資料4(中之島)(PDF 4,542KB)

会議の内容

【刈谷田川河川改修について(ショートカット部新川現場)】
(刈谷田川河川改修現場を視察。新潟県長岡地域振興局地域整備部河川改良復旧課より、「視察資料【刈谷田川改修工事】」に基づいて、工事の進捗状況及び今後の予定等について説明。)
高森委員  堤防表法のコンクリートの上に土を敷いているが、その理由は何か。
新潟県長岡地域振興局地域整備部河川改良復旧課斎藤課長代理 環境を配慮しての整備であり、河川整備の基準でも定められている。
高森委員  土を敷くことで草木が生い茂ると思う。除草等の管理は県で対応してほしいがどうか。
新潟県長岡地域振興局地域整備部河川改良復旧課斎藤課長代理  堤防管理は、県河川管理課の所管となるが、話によると、堤防の除草等の管理については、地域の方々からご協力いただいての取り組みも考えているとのことである。
高森委員  堤防天端の幅員について、下流部は5mほどあるが、改修箇所についても同等の幅員を確保してほしい。
新潟県長岡地域振興局地域整備部河川改良復旧課斎藤課長代理  そのように整備を進めている。
流下能力からすると、基準では堤防天端の幅員は4mとなっているが、
1ランク上の5mの幅員を確保するよう整備する。

(視察終了後、中之島支所3階大会議室に移動し、地域委員会再開)

【あいさつ】
田口委員長 (省略)
金子地域振興戦略部長 (省略)

【都市計画マスタープランについて】
田口委員長  都市計画課より説明をお願いしたい。
田口都市計画課長  都市計画マスタープランとは、20年後を見越した中で、今後10年間の土地利用の方法や道路、公園等の都市施設整備の基本方針を定めるために、総合計画に則って策定するものである。
 策定に当たっては、平成20年1月から策定委員会で議論し審議を重ね、昨年は道路、河川等各々の項目について、市全体としての考え方や土地利用の方向性等をある程度まとめてきたところである。
 あわせて、地域の課題も探る必要があることから、地域別意見交換会を開催した。中之島地域においても、地域の皆様から現状と課題について幅広い意見をいただいた。
 本日は、地域委員の皆様から、その現状と課題を踏まえて、課題を解決するための方向性について忌憚のないご意見をいただければと思う。
 また、8月18日には地域別意見交換会の開催を予定しており、地域の皆様から幅広い意見をいただき、その後再度地域委員の皆様との意見交換を予定している。
相田都市計画係長 (「都市計画マスタープラン資料」により説明)
田口委員長  今の説明について、質問、意見等あったら発言願いたい。
原田委員  みずほ団地に未分譲地が残っているようだが、地域住民から、みずほ団地内に整備される予定となっている公園が、当初の予定より予算が減額されたことにより、計画が縮小されたとの話を聞いた。
 公園が整備された住み良い環境を期待して移り住まれた方からは落胆の声も聞かれる。
 公園整備を積極的に進めていただき、10年後、20年後にみずほ団地に住んで良かったと思われるような環境を作っていただきたい。
 そのことによって未分譲地解消にもつながると思う。
建設課長  みずほ団地内の公園整備については、市が計画した内容と、地域の皆様が希望している内容に若干の温度差がある。
 厳しい財政状況もあり、お互いの考えの相違から地域の皆様からご不満の声が出ていることは事実である。
 公園を先に整備して、インパクトを与えての分譲もひとつの考えであるが、市としては、投資して公園を整備する以上は、多くの皆様から使っていただき、効果を発揮させなければならないという考えもある。
 現在、遊具設置に向けて準備を進めているところであるが、その次の整備に向けては、地域の皆様と相談しながら希望や利用形態等実態に即して考えていきたいと思う。
 今年度の整備については、考えの相違からのご不満もあるかと思うが、準備を進めさせていただきたいことをご理解願いたい。
原田委員  ぜひ地域の皆様の意見を吸い上げていただきたい。
 市も厳しい財政状況下にあることから、公園が整備された後は、地域住民が公園を自主的に管理し、地域住民自らが住み良い地域づくりに取り組むという考えもあると思う。
 市としての考え方、進め方を地域の皆様にきちんと説明しながら整備を進めてほしい。
田口委員長  産業市民建設分科会で昨年度、中之島地域は他の地域と比べ公園整備が遅れているのではないかとの発言をさせていただいたことがある。
 10年後、20年後を見据えた計画の中で、公園整備についても積極的にお願いしたい。
高森委員  都市計画マスタープランについて、ここまでまとめ上げていただいたことに感謝するとともに、これもひとつの合併効果ではないかと考えている。
 今後また地域別意見交換会を開催し、さらに計画を進めていくとのことであるが、地域住民がこの計画を理解することが大切であり、本当に地域が望んでいるものを形にしていかなければならないと思う。そのためには我々地域委員も協力していかなければならないと考えている。
 公共交通体系の整備については、中之島地域に、循環バスを空白地帯なく運行させ、シティホールまで直通できることが理想と考えるが、そのためには意識調査や交通量調査等裏づけとなるものが必要だと思う。地域委員としてできることがあれば積極的に協力したい。
 信濃川右岸道路について、寺泊の地域委員と情報交換をした際に、寺泊地域の方にとっては、長岡市街地に行くためには、与板を通るより、信濃川右岸道を通った方が便が良いとの意見があった。地元に住んでいる我々よりも、他の地域の方が利便性を理解し把握していることを痛感したところである。
 都市計画マスタープランは長期の計画であるが、まず我々地元の地域委員がこういった状況をしっかり把握する必要があると思うし、また、その必要性を理解したうえで、信濃川右岸道路の整備の実現に向けて協力していきたいと思う。
川津都市計画課長補佐  公共交通体系の整備については、道路運送法の改正もあり、非常に厳しい状況である。長岡市の現在のバス路線についても膨大な予算を費やして確保しているのが現状である。
 効率的な方法を模索しているところであるが、新たに路線を増やすことは非常に困難である。
 先般議会でも質問があったが、バス路線空白地帯の解消に向けて、市民と行政、バス事業者が一体となって効率的な方法を考えていく必要があると思う。
 バス事業者に、空白地帯にもバスを運行してほしいとお願いしても採算が取れなければ対応できないだろう。
 交通政策課によれば、これから環境への配慮を重視した時代を迎える中で、まずは住民意識を変え、公共交通機関を利用するという意識を持ってもらい、公共交通機関の大切さを考え、理解してもらうことが大切であるとのことである。
 信濃川右岸道路の状況については、現在測量調査が実地され、国土交通省と協議を進めているところであり、担当課から、前向きに事業を推進していきたいとの話を伺っている。
吉野委員  資料に、「歩いて暮らせる範囲内に身近な買い物の場を確保し、高齢社会に対応した都市づくりを推進するため、土地利用の面からも適切な支援を行う。」との記述があるが、どのような支援をイメージしているのか。
田口都市計画課長  土地利用の規制や誘導について積極的に支援していきたいという意味合いである。
 一例を挙げれば、農地を転用し、商業開発したくてもなかなかできない現状で、例えば集落内に商業をやってみたいという方がいる場合、農地法等土地利用の規制があり厳しい面があるが、関係部署に商業開発の必要性を訴え、積極的に働きかけるとともに、当課としても各種法律の規定を適用して、実現に向けての道筋を模索していきたいと考えている。
 また、中之島地域において、一定規模のスーパー等の店舗が必要であるということになれば、その立地場所等の検討についても積極的に対応していく必要があると考えている。
原田委員  合併以前から、県道見附中之島線と高速道路の交差地点に高速バスのバス停の設置が要望として挙がっている。この件についてはどうなったのかとの声が最近でも聞こえており、与板地域や和島地域の方からも聞かれることがある。ぜひ10年後、20年後を見据えたこの計画の中で整備に向けて検討していただきたい。
 あわせて道の駅のような施設をバス停付近等に整備できるよう検討いただければと思う。中之島大橋から国道8号までの道が開通した場合、客足が見附市に流れることが想定され、中之島地域のスーパーが果たして存続できるのかとの危惧する声が地域から出ており、仮にスーパーが撤退した場合の空地と空店舗を利用しての施設整備も検討してはどうか。
 高速バスのバス停の設置と平行した道の駅のような施設整備は地域の活性化にもつながる。
 もう一点、道路整備の関係である。鶴ヶ曽根地区には近くに中之島中央小学校と中之島中学校があるが、鶴ヶ曽根地区を通る県道のバス停付近が通学路の横断箇所となっている。この場所は大人でも横断が困難であり、非常に危険である。カーブミラーの増設や信号機設置を関係機関にお願いしているが、歩行者の安全確保のための課題として、何らかの対策を検討していただきたい。
川津都市計画課長補佐  高速バスのバス停整備については、要望として挙がっていることは把握しているが、ただバス停を設置するだけではなく、そのためには前後の車線の付加、付随した道路や設備の整備、用地買収、パークアンドライド用の駐車場や駐輪場の整備等が必要であり、膨大な事業費が掛かる。
 越路地域で整備を進めているスマートICは、付加車線分だけで10億円ほど掛かっており、さらに駐車場や駐輪場の整備に膨大な事業費を費やすことになる。
 また、事業主体の問題もある。越路地域のスマートICは、国の施策の中での整備であり、事業主体が国と市で明確になっているが、バス停の設置については事業主体が難しい。
 バス停設置の件については、今後検討していかなければならないと思っているが、現時点では熟していないと判断し、都市計画マスタープランへの記述までには至らなかったことをご理解いただきたい。
 県道整備に伴いスーパー撤退が危惧されている件については、当課としては、撤退させないような土地利用の誘導、商業施設の配置を検討しているところであり、全体構想の資料にもあるように、店舗規模に応じた対応方針を示している。
 道路整備の件について、幹線道路及び生活道路の整備方針を資料に記述させていただいているが、今のご意見については、その中で特に強調したい件として承りたい。
高森委員  スーパーが撤退するのではないかと話があったが、私はそのようなことは考えたくはない。むしろ我々はにぎわいのあるまちづくりについて考えることに力を入れるべきであり、活性化が図られることで相乗効果が生まれると思う。
 そのためには、既存の祭りやイベントを有効に活用することも大切である。
 人それぞれ興味や関心、考え方の違いもあるが、住民意識をまとめるための工夫の余地はまだあると思う。
 中之島らしい特色のあるまちづくりをすることで人々が集まり、にぎわいが生まれる。そのためにどうするべきかを議論する必要があるのではないか。
金子地域振興戦略部長  少子高齢化が進み、厳しい財政状況にある今日、住民がどのように関わり、どのように意識を変えていくかによってまちづくりが変わってくると思う。
 山古志地域では、バスの利用の有無を問わず全世帯から5,000円ずつご負担いただきクローバーバスを運行しているが、これはバス事業者が撤退したことから、児童の通学のためのバスを維持する必要があるため、地域全体での負担の他に、市の補助金や復興基金を活用して取り組んでいるものであり、5年後には地域住民主体の組織で運営することを目標としている。
 住宅団地内への公園整備についても、維持管理については住民主体で行うという意識変革、地域にバス路線が必要ならば、自ら率先してバスに乗ること、そのために今から市街地に行くときはバスに乗る等、バス利用に対する意識変革が大切であることを我々や地域委員の皆様が訴えていかなければならない。そのことが都市計画マスタープランをより実現に近づけるものと考えている。
 地域委員は、意見を述べ、議論するだけでなく、自ら実行し、意識変革の働きかけをすることも大切な役割だと思う。
 皆様のご意見、行動、意識変革が都市計画マスタープランの実現に向けて大変重要になってくると思うので今後ともよろしくお願いしたい。
小黒支所長  資料に、「新たなスマートICの設置検討」とあるが、中之島地域は、先ほど原田委員からも質問があったとおり、高速バスのバス停設置に非常に関心がある。関連性があると思うので情報提供をお願いしたい。
川津都市計画課長補佐  越路地域のスマートICに次ぐ、新たなスマートICを、長岡ICと中之島見附ICの間に設置する方向で検討しており、現在市で調査を進めているところである。場所については未定である。
田口委員長  以上をもって本日の地域委員会を閉会する。

                             以上

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中之島支所地域振興・市民生活課
TEL:0258-61-2010  FAX:0258-66-2238
メール:nknsm-chiiki@city.nagaoka.lg.jp

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