○長岡市職員の高齢者部分休業に関する条例

令和4年9月29日

条例第34号

(趣旨)

第1条 この条例は、地方公務員法(昭和25年法律第261号。以下「法」という。)第26条の3の規定に基づき、職員の高齢者部分休業に関し、必要な事項を定めるものとする。

(高齢者部分休業)

第2条 高齢者部分休業の承認は、当該職員の1週間当たりの勤務時間の2分の1を超えない範囲で、5分を単位として行うものとする。

2 法第26条の3第1項の条例で定める年齢は、55歳とする。ただし、医師及び歯科医師にあっては、60歳とする。

(高齢者部分休業取得中の給与)

第3条 職員が高齢者部分休業の承認を受けて勤務しない場合には、長岡市職員の給与に関する条例(昭和31年長岡市告示第43号)第10条の規定にかかわらず、その勤務しない時間1時間につき、給料の月額(給料の調整額を含む。)並びにこれに対する地域手当、給料の特別調整額及び初任給調整手当の月額の合計額に12を乗じ、その額を1週間当たりの勤務時間に52を乗じて得た数から規則で定める数を減じた数で除して得た額を減額して給与を支給する。

(退職手当の取扱い)

第4条 高齢者部分休業の承認を受けている職員が1週間の勤務時間の一部について勤務しなかった場合には、その勤務しなかった期間の2分の1に相当する期間を長岡市職員の退職手当に関する条例(昭和38年長岡市条例第6号)第8条第1項から第6項までの規定により計算した在職期間から除算する。この場合において、同条第7項中「前各項」とあるのは「前各項及び長岡市職員の高齢者部分休業に関する条例(令和4年長岡市条例第34号)第4条」と、同条第9項中「前各項」とあるのは「前各項及び長岡市職員の高齢者部分休業に関する条例第4条」とする。

(承認の取消し又は休業時間の短縮)

第5条 任命権者は、高齢者部分休業をしている職員の業務を処理するための措置を講ずることが著しく困難となった場合で当該職員の同意を得たときは、高齢者部分休業の承認を取り消し、又は休業時間(高齢者部分休業の承認を受けた1週間当たりの勤務しない時間をいう。以下同じ。)を短縮することができる。

(休業時間の延長)

第6条 任命権者は、既に高齢者部分休業をしている職員から休業時間の延長の申出があった場合で公務の運営に支障がないと認めるときは、当該職員に係る休業時間の延長を承認することができる。

(委任)

第7条 この条例の施行に関し、必要な事項は、規則で定める。

この条例は、令和5年4月1日から施行する。

長岡市職員の高齢者部分休業に関する条例

令和4年9月29日 条例第34号

(令和5年4月1日施行)