全市民が対象!
緊急時、を救う
フェニックスネット、あんしんカードの利用を


フェニックスネットの同意書と緊急時あんしんカードが同封してあるリーフレット
「リーフレット」の画像

「フェニックスネット」の画像

 「急な病気で倒れたら」「事故に遭ったら」。そんな「もしも」の時に、安心な仕組みがあります。
 かかりつけ医療機関や連絡先などの情報を、関係機関がネットワークで共有する「フェニックスネット」と、自宅の冷蔵庫に貼っておく「緊急時あんしんカード」です。1分1秒を争う現場で、救急隊員の素早い処置・搬送が可能になります。
 助かる命を助けるために―。ぜひご利用ください。

【フェニックスネット】
かかりつけ医などの情報を事前に登録
救急搬送を4分短縮


 緊急時は、混乱して自分や家族のことを正しく伝えることが難しいかもしれません。「フェニックスネット(上図)」は、希望する人のかかりつけ医療機関や連絡先などを事前に登録しておくことで、救急隊員が現場で確認でき、より素早い処置・搬送につなげます。
 救急現場で患者の情報が分からないとき、フェニックスネットに登録してある場合の病院への出発時間は、平均で約4分早くなりました。搬送先に適切な情報提供をすることで、より早く治療ができるようにもなりました。
 7月から、対象者を“医療や介護サービスを受けている人”から“全ての市民”に拡大。自分自身をはじめ、ご家族にもぜひお薦めください。
 登録は無料。申し込みはアオーレ長岡福祉窓口、長寿はつらつ課、高齢者基幹包括支援センター、各支所市民生活課で。
リーフレット設置場所=申込先のほか、各コミュニティセンター、各社会福祉協議会、各地域包括支援センター
【問】長寿はつらつ課TEL39・2268、消防本部警防課TEL35・2169

年齢に関係なく、多くの人が利用してほしい
「谷内田キミさん(右)と隆一さん」の画像
谷内田キミさん(右)と隆一さん
 今年3月、自宅から数キロ離れた路上で転倒した際、救急搬送された谷内田キミさん。フェニックスネットに登録していたことで、親族に連絡が取れました。息子の隆一さんは「すぐに病院に駆け付けることができ、安心しました。母は最近物忘れが多く、救急時も言っていることが曖昧なところがあったようなので、フェニックスネットに登録しておいて本当によかったです。
 年齢に関係なく、多くの人に使ってもらいたいです」。



【緊急時あんしんカード】
書いて貼るだけ 手軽に備え

 「緊急時あんしんカード」はもしもに備え、名前・生年月日などの基本情報、健康状態、連絡先を書いて冷蔵庫に貼っておくものです。
 実は、救急搬送される患者の約6割が“自宅”からです(平成29年)。カードが貼ってあれば、救急時や災害時に救急隊員などが状況を確認でき、対応に活かすことができます。
 全市民が利用できます。フェニックスネットの登録に合わせてカードも利用することで、より安全・安心の確保につながります。
【問】福祉総務課TEL39・2217

もしもの時に話せるか心配です。
でも、これで安心です
「冷蔵庫に貼ったカードを紹介する小林郁子さん」の画像
冷蔵庫に貼ったカードを紹介する小林郁子さん
「緊急時あんしんカード」を誰でもすぐに分かるように、冷蔵庫に貼って備えている小林郁子さん。「もしもの時は、気が動転して病気のことや家族の電話番号をすぐに思い出せないと思います。カードに書いておくことで、普段からとても安心できますね」。




開館2日で3,000人!
【問】環境政策課TEL24・0528
「トキと自然の学習館の観覧棟「トキみ〜て」」の画像

 トキと自然の学習館(寺泊夏戸)の観覧棟「トキみ〜て」で8月18日、トキの一般公開が始まりました。佐渡以外では石川県能美市に続き2カ所目。同施設で飼育する16羽のうち4羽を見ることができます。
 一般公開から2日間の来場者数は約3、000人。最短2mの近距離で見るトキの姿に「思ったより大きい」「ピンク色の羽がきれい」との声が聞かれました。
 県全体の大きな観光資源としても期待されているトキ。地域住民や関係者が出席した式典で、磯田市長は「佐渡との連携をさらに強化し、寺泊や長岡へ県内外・海外からの観光客の誘致を進めましょう」と呼び掛けました。
「開館記念式典」の画像
▲施設の命名者で寺泊中学校1年・加勢結さんも参加した開館記念式典(8月18日)

「トキと自然の学習館」2階
寺泊民俗資料館
リニューアルオープン!


【問】寺泊支所地域振興課TEL75・3111

開館時間=午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで) 観覧料=無料
「「海・村・くらし」の3テーマで紹介します」の画像
▲昭和初期〜30年代の寺泊地域の生活を紹介するジオラマ風の展示。「海・村・くらし」の3テーマで紹介します