大手通坂之上町地区の再開発「米百俵プレイス(仮称)
人づくり・産業振興の拠点に
【問】中心市街地整備室T39・2807

こんな機能が入る
米百俵棟の「人づくり・学び・交流エリア」

産業人の育成と産業基盤の強化の拠点

■3大学1高専の強みを活かす「長岡版イノベーション」の拠点

学生の活動拠点・異業種交流の場(コワーキングスペース)やものづくり工房、起業家の育成や新しいビジネスの支援の場、産学協創センターなど、3大学1高専からの提案「NaDeC(ナデック)構想」を実施。

■産業ビジネス支援の場
産学官金の集積機能を活かし、頑張る企業や働く人を総合的に支援する産業振興の拠点「長岡産業ビジネス交流館(仮称)」を整備。

新しいスタイルの図書館
(人づくり・学びの拠点)

■まちなか図書館

互尊文庫を移転。併設するカフェのコーヒーを飲みながら利用可能。

■学習室
静かな所とにぎやかな所が選べます。

■歴史人物史コーナー
メインテーマは「米百俵」。デジタル技術を活用した体験・思考型の展示も。

■子どもラボ
未来を生き抜く力を養う学びの場。

■若者ラボ
ダンスや音楽ができ、中高生のにぎわいを生むスペースなど。
「米百俵棟の人づくり・学び・交流エリア」の画像
▲開放的な空間で、子ども・産業人・利用者が互いに刺激し合う場に。施設の随所に本を配置し、各機能を本がつなぎます

にぎわいスペース

■カフェ、グリーンテラス屋内広場

誰もが気軽に集える緑あふれる憩いの交流スペース。

「米百俵棟の人づくり・学び・交流エリア」の画像

「米百俵プレイス(仮称)の階層イメージ(案)」の画像


 大手通坂之上町地区の市街地再開発事業で、人づくり・産業振興の拠点として4棟からなる「米百俵プレイス(仮称)」を整備します。同地区は北越銀行本店や旧大和、商工会議所などの区域。「米百俵の精神」から生まれた国漢学校の跡地です。
 このうち、市が整備するのは「人づくり・学び・交流エリア」。有識者による検討会や関係者の意見を聞き、この地区の歴史を活かす整備方針をまとめました。

イノベーションとにぎわいを、市全域に
 方針では、このエリアに互尊文庫を移転して新しいスタイルの図書館機能を導入。さらに、産業を興す人材の育成と、市内3大学1高専のイノベーション拠点となる機能を整備し、未来への投資を行います。中心市街地でこれまでに整備した施設と連携し、市全域のイノベーションとにぎわい創出につなげます。
 今後、市民のみなさんの意見を聞きながら市の導入機能の基本設計を年度内に実施。再来年度から工事に着手し、各棟を順次開館、平成37年度の完成を目指します。

「大手通坂之上町地区の再開発事業区域」の画像
大手通坂之上町地区の再開発事業区域(1.7ha)



大河津分水路、本格工事がスタート
改修の効果は市内全域
【問】河川港湾課T39・2233

「大河津分水路の改修工事」の画像


 国が大河津分水路の改修工事に本格着手します。
 河口から3・3qにわたる川の拡幅で、市内の信濃川中流部が水害に強くなり、豪雨時の安全・安心につながります。

国内最大の河川プロジェクト
 総事業費1、200億円に上る国内最大の河川事業で、国の最重要プロジェクトに位置付けられている今回の改修。平成27年度に事業化し、測量や地質調査、工事用道路の整備などが進められ、2032年の完成を目指します。
 市はこれまで、磯田市長が会長を務める「信濃川改修期成同盟会」などを通じて、国に早期の工事着手を要望してきました。3月17日に国や県、関係自治体の関係者が出席して行われた起工式で磯田市長は「暮らしの安心につながる今回の改修に、住民のみなさんは大きな期待を寄せています。地元としてしっかりと協力していきます」と述べました。
「起工式でくわ入れをする磯田市長」の画像
▲起工式でくわ入れをする磯田市長

市内各地がより水害に強く
 市内の河川のほとんどは信濃川に通じています。改修によって、戦後最大規模の豪雨が発生しても、信濃川の水位が改修前と比べて約1m低下し、黒川など支流河川の合流部の流れが改善します。氾濫の危険性が低くなり、改修の効果は市内全域に及びます。

残土の活用に地元の声を
 工事で発生する残土は、寺泊の海浜埋め立てや周辺道路の整備など、地域の発展に向けた活用を検討しています。地元のみなさんの意見を聞きながら、国や県との連携・協議をしっかりと行います。


上へ