NAGAOKA News

市政の最近のできごとを紹介します。

OriHimeを通じて社会参加の第一歩

 外出が困難なひきこもり状態の人や障害のある人が分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を通じて交流や就労体験に挑戦する実証実験を行いました。民間企業の先進技術を活用して市民生活の向上につなげる「NaGaOKa(ナガオカ)オープンイノベーション」の取り組みの一つです。
 参加者は社会福祉センター内の店舗にあるOriHimeを遠隔で操作し接客。心理的なハードルを下げ、安心して社会とつながる環境をつくることで、社会参加や就労への一歩を後押しします。(11月11日~27日)

働き方改革を推進 優良企業を表彰

 業務や職場環境の改善で、企業の創意工夫ある取り組みを表彰する「はたプラチナ賞」。障害者雇用の社員をサポートする担当者の配置や非正規雇用職員へのフレックスタイム制の導入など、多様な人材が働きやすい環境を整える(株)三ツ葉パーツが受賞しました。
 「働き方改革特別賞」は、希望する時間と業務内容で働ける職種をつくった(株)太陽メディケアサービスと、生活に合わせた勤務時間で育児休暇取得・復帰率100%を維持する㈱安全給食サービスに決まりました。(11月19日)

中学生の意見 教育施策に反映へ

 学校で利用が進むタブレット端末の使い方などをテーマに、教育長らと市内の中学生が意見を交わしました。
 生徒は「実験データをいつでも活用できて便利」「生徒会活動での情報共有に役立つ」と報告。学校外で触れる機会が増えた生成AIの利用には「過信せずに自分の考えを持つことが大切」「使い方を学校で教えてほしい」などの意見が出ました。
 市は、こうした率直な意見を活かし、より実行性の高い教育施策を進めます。(11月26日)

民生委員・児童委員の新任期始まる

 住民の悩みや困りごとを聞き、市役所などの関係機関へつなぐ民生委員・児童委員の新任期が12月から始まりました。
 委嘱辞令伝達式では、市長が代表者に厚生労働大臣の委嘱辞令を手渡しました。任期は3年で、新任の278人を含む536人が活動。民生委員をサポートする民生委員協力員にも登録状を交付しました。
 市長は「住民同士が助け合う社会となるよう、困っている人の問題解決の支援をお願いしたい」と述べました。(12月1日)