特集 − 長岡の学校給食

作り手の想いが生む
児童の笑顔 3


生産者と味わう特別な給食

 11月5日、千手小学校で児童と生産者の会食会を行いました。この日は、大口れんこんや雪ん子えのきなどの地場産品を使った特別給食。米農家をインタビューした動画も視聴し、農業や食の大切さを改めて学びました。

1地元野菜をふんだんに使った給食を味わう児童2質問に答える生産者3お椀いっぱいにおかわりする児童4生産者を取材した動画を見ながら食事。動画は市内の栄養教諭らがこの日のために作成5完食した食器を見せる児童。食器は約5年ごとに更新。今年は全ての学校で入れ替えを進めている。

ごちそうさまでした!児童の声

\先生もひと言/

誕生日の児童がいる日は、「いただきます」の後に「牛乳カンパイ!」でお祝いします。給食は栄養摂取だけでなく、大切なコミュニケーションの場。これからも大切にしていきたいです。



◀過去のレシピはこちら

栄養教諭・渡邉靖子さん

毎号単品で紹介している“給食メニュー”。今回は1食分の献立をまるっと紹介します。隣のページで子どもたちが食べている給食と同じレシピです。この機会にぜひ作ってみてください!

れんこんのさくさくつくね

ゴロッと入ったれんこんが食べていて楽しい♪

■材料(4人分)
 れんこん… 30g 長ねぎ…………………1/3本
◎豚ひき肉…100g おろししょうが…小さじ1/3
◎鶏ひき肉… 90g しょうゆ…………小さじ1/2
◎木綿豆腐… 40g 片栗粉……………大さじ1/2
☆酒……………小さじ2 砂糖……………大さじ1
☆しょうゆ……小さじ2 みりん…………小さじ1
☆水……………大さじ2
 片栗粉………小さじ1 油………………小さじ1
■作り方
れんこんと長ねぎを粗みじん切りにする。
ボウルにと◎を入れてよく混ぜ、4つに成形する。
小鍋に☆を入れてひと煮立ちさせ、片栗粉でとろみを付ける。
フライパンに油を引きを両面焼く。焼き色が付いたらふたをして蒸し焼きにする。
火が通ったら盛り付け、をかける。

えのきの南蛮みそ汁

かぐら南蛮の辛味とえのきたけの歯応えがアクセント。

■材料(4人分)
にんじん……1/4本 大根…………………60g
えのきたけ…1/2袋 生揚げ………………100g
長ねぎ………1/3本 水…………………800ml
だし汁パック……1袋 みそ…大さじ1と1/2
かぐら南蛮みそ…小さじ1/2
■作り方
にんじんと大根はいちょう切り、えのきたけは2㎝、生揚げはさいの目切り、長ねぎは小口切りにする。
鍋に水とだし汁パックを入れ、だし汁が出たら取り出す。にんじん、大根の順に煮る。えのきたけ、生揚げを加えて煮る。
みそとかぐら南蛮みそを溶かす。長ねぎを加えてひと煮立ちさせる。

里芋のごま和え

里芋のなめらかさとごま・みそのコクがマッチ。

■材料(4人分)
里芋……………大1個 さつまいも…1/5本
にんじん……1/5本 小松菜………1/5束
白すりごま…小さじ4 みそ…………大さじ1
砂糖…………大さじ1 マヨネーズ…小さじ2
■作り方
里芋、さつまいもは厚めのいちょう切り、にんじんはいちょう切り、小松菜は2㎝に切る。
をゆでて、冷ます。
ボウルに白すりごま、みそ、砂糖、マヨネーズを入れて混ぜ、と和える。

topics
市町村合併から20年。 特別な給食週間

子どもと地域をつなぐ給食

 平成17年の市町村合併(1次)から今年で20年。この間、11のまちが合わさって海の幸・山の幸にさらに恵まれた長岡となりました。
 学校給食でもこの節目をお祝い。1月の「全国学校給食週間」で、合併地域の特産物や食材を取り入れた給食を提供します。併せて、給食だよりなどで児童・生徒に地域の特徴を紹介。長岡の魅力を伝える機会とします。

栃尾のあぶらげ丼や和島の団子汁、生姜醤油ラーメンなどを試作中です。児童・生徒のみなさんお楽しみに!

学務課の職員