マイナ保険証で救急搬送がスムーズ

 10月から全国の救急現場でマイナ保険証を活用する「マイナ救急」の実証が始まります。
 現在、119番通報で駆け付ける救急隊員は、傷病者の名前や服用中の薬など、さまざまな情報を口頭で聞き取っています。
 「マイナ救急」を導入した場合、タブレット端末を使いマイナ保険証から必要な医療情報を確認。本人の意識がないなど聞き取りが難しい場合でも、正確に情報が把握でき、適切な応急処置や円滑な搬送を行うことができます。
 今後も市民の命を守るため、迅速で円滑な救急活動の実現に取り組みます。
【問】消防本部警防課 ☎ 0258-35-2169

実証期間

10月1日(水)〜来年3月31日(火)(予定)

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マイナ保険証を利用するには

 マイナンバーカードを健康保険証として使用するには、マイナポータルなどからの登録が必要です。持ち歩くことで、外出時でもマイナ救急に対応できます。
※マイナ保険証がない場合も通常の救急対応をします。

【問】国民健康保険...国保年金課 ☎ 0258-39-2220、後期高齢者医療...同課 ☎ 0258-39-2317
※その他は、加入中の各保険者にお問い合わせください

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マイナ救急のメリット

●正確な医療情報の伝達

 話すことが難しいときや、飲んでいる薬を忘れたときでも救急隊員が傷病者の病歴や薬の使用歴を正確に確認できます。

●適切な医療機関に搬送

 医療情報から、より適切な応急処置や円滑な搬送先病院の選択ができます。

●より早い治療が可能

 搬送先病院が医療情報をもとに事前に準備でき、より早い治療につながります。

地域医療を守る!あなたにできること

【問】保健医療課 ☎ 0258-39-2383
 病院勤務の医師が急な夜間の診察を行うと、翌日以降の勤務予定時間に休憩をとる必要があり、予定していた日中の診療や手術に影響を及ぼします。また、市内の救急搬送者数は年々増加。しかし、その約半分は入院の必要がない軽症患者でした。
 必要な人に適切な医療が届くよう、一人ひとりができることを実践しましょう。

■医療にかかるときのポイント

●できるだけ日中診療の受診を

 診療時間内の方が医療スタッフがそろっていて、検査や治療がスムーズです。夜間や休日などに体調が悪くなった場合は、さいわいプラザ内の急患診療所25ページへをご利用ください。


●かかりつけ医を持つ

 気軽に相談できるかかりつけ医を持つことで病気の早期発見・治療が可能になります。


●病院に行くべき?迷ったら電話で相談

 夜間に救急車を呼ぶべきか、病院に行くべきか迷ったら県救急医療電話相談25ページへなどを活用しましょう。