台風シーズン

避難行動の確認を!

台風19号で観測史上最高の水位を記録した信濃川(令和元年10月)

 毎年、全国各地で大雨による甚大な被害が発生しています。台風シーズンの今こそ事前の備えが大切です。洪水・土砂災害のハザードマップ(下)などで自宅の危険性や避難行動を確認しましょう。

【問】危機管理防災本部 ☎ 0258-39-2262

洪水

[信濃川増水の場合]長岡方式の避難行動で命を守る

 安全確保を優先して車移動や自宅内での避難を検討。複数の避難先を想定し“より早く”行動しましょう。

基本的な避難行動

□浸水しない地域にある親戚・知人宅や車中避難場所へ

車中避難場所

 高台などにある施設の駐車場、学校のグラウンドなどを一時的な滞在場所として開放します。

または

□生活に必要なものも上の階へ
□車は浸水しない場所に移動

ポイント

 ハザードマップで、自宅が水に流されて倒壊する恐れがなく、上の階が浸水せず安全と判断できた場合のみ有効です。


できない場合

 浸水が想定される区域内であっても、上の階に避難できる施設です。
□移動は車ではなく徒歩で

VACAN(バカン)

 避難場所や混雑状況が確認できます。

土砂災害

「いつもと違う」に注意

 ①長雨や大雨のとき②川の水、井戸水、湧き水の量が変化したり濁りだしたとき③土地に亀裂が生じたときは、土砂災害の危険が迫っています。いつでも避難できるように準備してください。

【問】河川港湾課 ☎ 0258-39-2233、県長岡地域振興局治水課 ☎ 0258-38-2629

暴風

風が強くなる前に準備を

 物干しざおや植木鉢など、風で飛ばされる恐れがあるものは片付けましょう。


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市公式LINE

 登録者に避難情報を配信します。メニューから避難場所の位置・混雑状況や、ハザードマップなどを簡単に確認できます。

◀こちら


中小河川を対象とした洪水ハザードマップの作成を進めています

 水防法の改正により、新たに中小河川のハザードマップを作成することになりました。県が順次公表する浸水想定区域図に基づき、令和9年度までに約100河川分を追加する予定です。
 今年度は8河川分のハザードマップを作成。ながおか防災ホームページで確認できます。対象地域には10月中に配布します。既存のハザードマップと合わせて避難行動の参考にしてください。