原子力安全対策の強化へ

住民参加で防災訓練を実施

【問】原子力安全対策室☎39・2305
 10月29日、地域防災力の向上や原子力安全対策の強化に向けた県の原子力防災訓練に、日越・関原・深才地区、三島地域の住民が参加しました。
 訓練では、県から柏崎刈羽原子力発電所の事故発生の連絡を受け、緊急告知FMラジオや原子力防災ホームページなどで住民に情報や指示を伝達。 住民は自宅で、放射性物質から身を守る屋内退避を行いました。続いて、各地域の代表約150人が一時集合場所に集まり、燕市や新潟市へバスで一時移転。 安定ヨウ素剤の緊急配布や放射性物質による汚染を確認するスクリーニング・簡易除染など、一連の流れを確認しました。
 参加した住民からは「災害時にとるべき行動を理解できた」「日頃から災害に備えることが大切」といった声が寄せられました。
 磯田市長は「いざという時に避難できるよう、しっかりと考えていきたい」と述べました。
燕市でスクリーニング検査を受ける地域の代表者