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企業の連携進む
市内で広がる

バイオの輪

 地域にある資源と人がつながり、新たな価値を生み出す循環型社会「バイオコミュニティ」の実現へ。長岡バイオコンソーシアムに参画する企業や団体などが連携した、新しい挑戦が始まっています。

【問】 産業イノベーション課 ☎ 39-2402


「越後ど発酵」ブランドで、1月ごろに発売予定の漬物など

「越後ど発酵」ブランドで、1月ごろに発売予定の漬物など

発酵技術の融合で食品ロスに新たな価値

 柏露(はくろ)酒造(株)やみそ蔵のたちばな本舗、水耕栽培の(株)プラントフォーム、県醤油協業組合が取り組む「越後ど発酵共同プロジェクト」。市のバイオエコノミー推進事業補助金を活用し、廃棄される酒かすや野菜に、米こうじ、しょうゆを加えた漬物を開発します。
 メンバーの柏露酒造・国井昭子さんとたちばな本舗・今井晴見さんは「長岡の強みである発酵技術を合わせれば、新しい価値を生み出せます。県内の食品ロスゼロを目指します」と話しました。



寺泊港で揚がったカナガシラ

寺泊港で揚がったカナガシラ

寺泊の未利用魚"おいしく"広める

 市と寺泊漁業協同組合は、市場価値が低い「未利用魚」に注目。温暖化の影響で獲れる魚が変化する中、資源の活用は海の豊かさを守るSDGs(エスディージーズ)の観点でも重要です。12月の食育イベントの開催や、1月に予定する飲食店とのコラボメニューの提供で、"おいしく"資源活用への理解を深めます。



田んぼの土作りのイメージ

田んぼの土作りのイメージ

食品由来の副産物田んぼの土壌改良に

 JA越後ながおか、(株)ホーネンアグリ、岩塚製菓鰍ネどは、米由来の資源循環を活かす「N(長岡)サイクルプロジェクト」に挑戦します。
 米菓の製造工場で生まれる使い道のない副産物を、バイオ技術で田んぼの土作りの資材に。豊かな土壌を作り、ブランド米の生産を目指します



トピックス

アジア最大級のバイオ展で磯田市長が講演

 世界26の国と地域から900を超える企業・機関などが集まったバイオの展示会「BioJapan(バイオジャパン)」で、磯田市長が長岡のバイオ事業を紹介しました。6月に、長岡を含む全国4自治体が国から認定された「地域バイオコミュニティ」の認定証も授与されました。(10月14日)


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