若者が活躍できるまちに
総合戦略を策定へ

 市は、人口減少社会に対応し、活力あるまちづくりを進めるため「第2期長岡市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を定めます。
 今年度で終了する現在の戦略に続く新しい戦略では、引き続き、将来を担う「若者」をまちづくりの主役に据えます。若者が個性と力を発揮し、活躍できる施策を進め、地元への定着を図ります。

長岡市の人口の将来展望

長岡市の人口の将来展望

長岡版イノベーションを共通の視点に

 戦略は、「若者定着」「子育て」「教育」などの6つの柱(下記)で構成。さらに、共通の視点として、市政のあらゆる分野に新たな発想と先端技術を取り入れる「長岡版イノベーションの推進」を加えます。これらに基づき、人口減少に歯止めをかける施策を展開します。
 新総合戦略は市民のみなさんの意見を踏まえて策定し、令和2年度からスタートします。

【問】政策企画課 ☎39・2204

ご意見をお寄せください

全文はこちらで

市ホームページ、アオーレ長岡市民情報ラウンジ、市民センター、各支所地域振興課

募集期間

2月14日金までに住所、氏名を明記し、〒940−8501(住所不要)政策企画課に郵送、FAX 39・2272、Eメールinfo@city.nagaoka.lg.jpで

人口減少に対応する6つの戦略

戦略1若者定着

 若者が自ら魅力を生み出すまちづくりを進め、若者の地元定着やU・Iターンを促進します。

戦略2子育て

 子どもや家庭に寄り添った切れ目のない支援をすることで、長岡で子どもを育てたいと思うまちづくりを進めます。

戦略3教育

 米百俵の精神で、質の高い教育と教育環境の整備を進め、長岡の未来を担う人材を育てます。

戦略4働く

 若者が魅力を感じて働きたくなるように、地元企業・地場産業の支援に加え、起業・創業や企業誘致を産学官金で推進します。

戦略5交流・連携

 「長岡ファン」を増やすとともに、関係市町村などとの広域連携や国際的な交流の充実で、交流人口・関係人口を増やします。

戦略6安全安心

 将来も住み続けたいと思えるような、誰もが充実し、安全で安心して暮らすことができる快適なまちづくりを進めます。

如是蔵(にょぜぞう)博物館日本互尊社から市へ寄贈

如是蔵にょぜぞう博物館
日本互尊社から市へ寄贈

 山本五十六、河井継之助など長岡の先人の歴史資料を数多く保管・展示している如是蔵博物館。12月25日、所有する(公財)日本互尊社から同博物館の寄贈を受けました。
 寄贈されたのは、茶室・管理棟を含む建物や敷地、遺品・書簡・遺墨といった4、750点に及ぶ所蔵品です。昨年1月に長岡の人材育成に活用してほしいと、寄付の申し入れを受けていました。
 日本互尊社の創設者・野本恭八郎(互尊翁)は、互尊独尊※の精神を説き、人材育成の重要性を考え、互尊文庫を設立した人物。如是蔵博物館は、野本恭八郎の精神を伝えるとともに、長岡の偉人に関する資料を多く所蔵する、長岡市の貴重な歴史的財産です。

人材育成とまちづくりへの活用を検討

 市では、これらの所蔵品の適切な管理と調査研究に努めるとともに、同博物館を無料で公開します。
 来年度は企画展を開催し、これまで同博物館で展示していた資料に加え、未公開資料も市民のみなさんへ広く公開する予定です。
 市はこの貴重な資料を活用し、野本恭八郎の精神を後世に伝えていくことで、長岡のさらなる人材育成につなげていきます。また、長岡駅に近接する立地を活かし、まちなかの回遊性の向上や交流人口の拡大に向けた取り組みも検討していきます。

※互尊独尊…「人はそれぞれ唯一無二の尊い存在であり(独尊)、互いを尊重して生きること(互尊)の両方が大切である」という思想

【問】政策企画課 ☎39・2204

「新しい米百俵」の人材育成に活用を

日本互尊社 理事長原 和彦 さん

日本互尊社 理事長

原 和彦 さん

 如是蔵とは、仏教で「知恵の蔵」を意味します。この考えのもと、互尊翁はあらゆる文化的に価値のある物品や人間の歴史に関する物品を集めました。
 如是蔵博物館には、歴史的に価値のある資料がたくさんあります。これらを「新しい米百俵」を進める長岡の人材育成に、ぜひ有効に活用してください。

見学方法

所在地=福住1丁目3番8号(長岡駅東口から徒歩5分) 見学できる日=毎週水曜日〜日曜日午前10時〜午後3時(祝日と年末年始を除く) 申し込み=同館☎32・1489 ※見学には事前に予約が必要です

アクセス図

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