市と長岡商工会議所、日本精機グループの3者により昨年8月にオープンした「ながおかDXセンター」。市内企業や団体からのDXに関する相談対応やデジタル化を推進するセミナーの開催など、精力的に活動してきました。
オープンから1周年を迎えたこの日、ミライエ長岡で成果報告会を開催しました。
DXセンターでは、これまで20件の相談に対応してきました。経営者や現場担当者との対話を通じて課題の本質を把握し、現場見学などにより業務フローを確認。業務の「見える化」を行い、改善のポイントを明確にして最適なやり方を提案しています。
報告会では、支援を行った(株)マルシャンの取り組みを紹介。同社の代表取締役・鷲尾達雄さんは「最大の取引先や経営の中心を担う専務を失い、どん底の状態だった。そんな時に今の常務からの提案でビジネスモデルの転換にチャレンジしてみようとなった」、常務執行役員・福﨑駿也さんは「DXセンターに相談したことで課題が明確になった。業務の属人化が解消され、新たに入る社員もスムーズに業務に向き合えると思う」と話しました。
磯田市長は「デジタルなどを導入して業務を効率化するのは重要なこと。DXセンターや地元のベンダー、IT事業者のみなさんの力をもっと大きくしていただき、地域に貢献してほしい」と期待を述べました。
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