長岡市では、明治3年の国漢学校の新校舎開校にちなみ、6月15日を米百俵デーとしています。
これに合わせ、ミライエ長岡で講演会を開催。昨年度の米百俵未来塾に参加した小・中学生を代表して2人が、活動で学んだことやこれからの目標を発表しました。
続いて、(株)オリィ研究所所長・吉藤オリィさんが「サイボーグ時代の人生戦略-人と機械が融合する時代をどう夢中に生きるか-」をテーマに講演しました。
不登校・ひきこもりの状態だった3年半の間に強い孤独を感じた経験から、17歳の時に「孤独の解消」をテーマに研究を始めた吉藤さん。
大学生の時に「分身ロボットOriHime(オリヒメ)」を開発し、現在もテクノロジーによって病気や障害などで移動が困難な人の世界を広げようと開発に取り組んでいます。
吉藤さんは「視力は眼鏡で補正できるが、コミュニケーション能力を底上げするテクノロジーはないと気付いた。ロボットの姿であっても社会参加できる未来を実現することで、仲間や人の出会いをもっとつくっていけると本気で思っています」とOriHime開発のきっかけや込める思いを話しました。
参加した福祉士を目指す専門学校生は「大きな課題となっている高齢者の孤独もテクノロジーで解決できるのかなと思いました」と笑顔で話しました。
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