最終更新日 2016年4月1日
2011年6月30日
長岡市錦鯉養殖組合が、東京都目黒区にあるエジプト・アラブ共和国大使館に錦鯉を寄贈するというので取材に行ってきました。
同組合は、昨年の上海万博での錦鯉展示を契機に、中越地震からの復興の象徴である錦鯉を広くPRし、海外に向けた販路拡大に力を入れています。
今回は、長岡ファンの錦鯉愛好家の協力でエジプト大使館への寄贈が実現。贈呈式では長岡市長が、ワリード・アブデルナーセル駐日エジプト大使に鯉を手渡しました。
長岡市長は「長岡の宝物をエジプト大使館で飾っていただいて大変うれしい。これをご縁に交流を深めたい」と話し、大使は「この錦鯉が長岡との友好を深めるものと信じている。錦鯉が近い将来エジプトに行くことも期待している。エジプト人はこの美しい錦鯉をとても気に入るだろう」と喜んでくれました。
組合では、水槽に入れる鯉を大使から選んでもらうため、体長20cm程の鯉を約30匹用意。
大使はその中から「大正三色」「プラチナ」「昭和三色」など元気な鯉を一匹ずつたらいに入れていきました(赤い色がお好きなようです)。
20匹程選んで水槽に移すとすぐに優雅に泳ぎ回りました。
中東は寒暖の差が激しいため鯉は飼育されていません。いわば錦鯉の未開拓地。組合は「錦鯉のすばらしさと復興の取り組みを理解してもらえた。長岡の錦鯉を将来エジプトの地で多くの人たちに鑑賞してほしい」と期待を寄せています。中東へのPRと販路開拓の大きな第一歩になりました。(Mo)
2011年6月25日
8月3日まで栃尾美術館で開かれている「越路の豪農 長谷川家所蔵資料展」は、とにかくすごい!
「重要文化財 旧長谷川家住宅」で知られる越路地域塚野山の長谷川家が、江戸から昭和にかけて収集した書画など約50点を公開しているのですが、その作者はそうそうたる顔ぶれ。
伊藤博文、犬養毅、勝海舟、谷文晁、東郷平八郎、円山応挙、そして長岡市出身の山本五十六など、一度は聞いたことのある名前ばかり。
中には、忠臣蔵で有名な赤穂義士四十七士の真筆(=本人直筆)の書簡も(展示ケース下、写真右奥から左下に向かって置かれている長い巻物)。
太平洋戦争で連合艦隊司令長官を務めた山本五十六の書は、戦死する1年前のもの。鑑賞にぜひお出かけください。(S)
2011年6月25日
栃尾地域出身の私としては、あぶらげはまさに“ソウルフード”。
そんな私の耳に届いたのが、「栃尾産の大豆であぶらげを作って食べよう」という企画。早速取材に行ってきました。
企画したのは、農業者、あぶらげ製造者、飲食業、市が協力して昨年4月に設立した「栃尾食と農の連携プロジェクト会議」。
昨年、プロジェクト会議のメンバーが種まきし収穫した栃尾産大豆が、あぶらげに姿を変え次々とお客さんへ。
試食会なので、通常のあぶらげの半分よりちょっと大きいくらいのサイズ。唐辛子をパラッ、しょうゆをサッ(パクッ)。揚げたてジューシー、上品なお味で、何枚でもイケそう(^^)
あぶらげ料理がもう1品、ぜんまいとたけのことの煮付け。一般的には焼いて食べますが、栃尾の人たちは煮付けも主流の食べ方なんです。
会場となった「農村レストラン&農産物直売館『すがばたけ』」は、菅畑の人たちで組織する“農事組合法人 越後田舎の親類村”が運営しています。地元の一押し“菅畑産にいがた地鶏”の串焼きも合わせていただきました。歯ごたえしっかり、うまみがギュッと詰まっていて、おいしかった〜。
栃尾産大豆を使ったあぶらげづくりを通して地域の活性化につなげようというプロジェクト会議。今年は、大豆の収穫量を増やし、活動を広げていくとのこと。あぶらげファンとしては、今からとても楽しみです。(S)
2011年6月24日
長岡映画「この空の花―長岡花火物語」の主なキャストが決まりました。
メーンは松雪泰子さん。数々の映画やテレビドラマに出演、映画「フラガール」では日本アカデミー賞主演女優賞を受賞しています。
松雪さんは、熊本県・天草から当市を訪れる地方紙記者の遠藤玲子役。(もしかして、長岡映画製作委員会の渡辺千雅委員長がモデル!?)
玲子の元恋人で、山古志に暮らす高校演劇部指導教員・片山健一役に高嶋政宏さん。
ストーリーのカギを握る、高校演劇部員・元木花役に新人の猪股南(いのまたみなみ)さん。
元木花は、長岡空襲により柿川で亡くなった子が、現代によみがえった17歳の女子高校生。演劇を通して戦争の悲惨さや平和の大切さを伝えていく重要な役どころ。
猪股さんは、一輪車の世界大会に出場した経歴を持つ、大林宣彦監督期待の新人。映画の中でもその華麗に乗りこなす姿が披露されるかも…。
ほかにも、
長岡の新聞記者・井上和歌子役に原田夏希さん
伝説の花火師・野瀬清治郎役に柄本明さん
花の母親・元木リリ子役に富司純子さん
と、人気、実力のある俳優陣が映画を彩ります。
まだ、公表されていないキャストにもビッグネームがあるみたいで、製作発表が待ち遠しい限りです。
ロケ地もほぼ決まり、本格的な撮影が始まるのは長岡まつりから。
映画出演のエキストラとして、撮影の裏方スタッフ“空花咲かせ隊”として、市民のみなさんのいろんなチカラが必要です。大林監督やキャストのみなさんと一緒に映画を作りましょう!(M)
(→詳しくは、製作委員会ホームページへ)
2011年6月21日
6月議会の会期は7月4日まで。災害復旧事業費を含む一般会計補正予算など、議案14件が審議されます。
以前のブログでも紹介しましたが、議会はだれでも傍聴できます。ぜひ臨場感のある傍聴席で、“生”の市議会をご覧ください。インターネットでも見ることができます。
なお、インターネットの録画は本会議・常任委員会開催の翌日までに掲載されます。(T)
議会中継(生中継・録画)は、こちらから。
市議会6月定例会の日程は、こちらから。
2011年6月21日
7月1日から福島県相馬市で東日本大震災からの復旧作業にあたる職員が市長の激励を受けました。
長岡市は、震災直後から宮城県の石巻市や栗原市などの被災地に、緊急消防援助隊や応急給水、建築物の応急危険度判定、避難所の運営などで約350人の職員を派遣してきました。
5月中旬からは全国市長会の要請を受け、中越大震災時の経験を持つ職員を福島県相馬市に派遣しています。これまでは1週間から1ヶ月程度の派遣でしたが、今回の土木技師2人は来年3月末までの長期の予定。2人が行う作業は、下水管の被害調査や復旧工事のための設計、工事の監督などです。
市長から「中越大震災、中越沖地震を経験した長岡に求められるものは大変大きい。被災地のみなさんのために頑張ってほしい」と激励を受けた2人は、「長岡市の土木技術者としてのプライドを持って全力で業務に取り組んできます」、「少しでも被災地の人の力になれるよう、そして、少しでも早く復旧できるように精いっぱい頑張ります」と抱負を語りました。
2人には、市職員の代表として、そして長岡市民の思いを代表して、頑張ってほしいと思います。(Mo)
2011年6月19日
市政だよりの人気コーナー「ほっとフォト」のページを一緒に作っている市民リポーター・遠藤さんからホットな情報をいただきました。
寺泊求草で撮影した無数のホタルたちの乱舞です。やさしい光の線が美しいですね。先週あたりからその姿を見られるそうです。
6月25日(土)は「越路ほたるまつり」や「みしまの蛍をそ〜っと見に行こう!」が行われます。担当者に確認したところ、どちらも「美しい姿が見られそうです」と言っていたので、ぜひお出かけください(天気が良いことを願って!)。(S)
2011年6月19日
希望が丘テニス場で、青年会議所の主催で行われたテニス教室。
講師はなんと元プロテニスプレーヤーの杉山愛さん。
プロの技を学ぼうと、小学生から高校生まで120人が集まりました。
フォアハンド、バックハンド、ボレー、サーブを一つひとつ指導。
「そう!いいね〜!」「もっと足を動かして!」「おしいっ!」と、杉山さんが一人ひとりに声をかけていきます。
一通りの練習が終わった後、全員が順番に、杉山さんと1対1で打ち合えるという夢のような体験が!
ミスをしたら次の人と交代なので、1回でも多く杉山さんとラリーを続けたいところ。緊張しながらも杉山さんに挑みます。
ラリーがうまく続くと、コートの周りの大勢のみなさんから、拍手や声援が。
「とっても緊張したけど、楽しかった!」
元プロ選手とのテニス体験を通して、みんな目を輝かせていました。(T)
2011年6月19日
男女平等推進センター・ウィルながおかの10周年を記念して、6月19日に行われたイベントの話題を2つ。
初めに宇宙主夫・山崎大地(たいち)さんの講演会です。山崎さんは、女性宇宙飛行士でママでもある山崎直子さんの夫です。
宇宙に行った世界中の人の中で、直子さんは517人目です。世界で54番目の、日本では2番目の女性宇宙飛行士。そして、日本で初めてのママさん宇宙飛行士です。この数字から大地さんが導き出した答えは・・・「自分が宇宙飛行士になるよりも、宇宙飛行士の夫になるほうが難しい!」ということ。
講演会では、国際宇宙ステーションの管制官になりたかったという自分の夢、長女誕生後「仕事と育児、両親の介護」を両立するために奮闘したこと、家族を支えるために「主夫」になるまでの悩み、主夫になってからのさらなる葛藤を語ってくれました。
最後に「よくみなさんが『奥さんを支えてよく頑張ったね、すばらしい家族だね』と褒めてくれるけど、我が家はまだまだ良いお手本ではない。男女がひっくり返っただけ。家族みんなが夢を持ち続け、家族が協力し合う。それが理想ではないでしょうか」と締めくくりました。
山崎大地さんの話に感銘を受け、著書を買う人もたくさん。希望する人全員に丁寧にサインし、一人ひとりに言葉をかけてくれました(優しい笑顔です)。
記念講演会の後、山崎大地さんも出席し、第2部「ワーク・ライフ・バランス企業交流会」が開催されました。
働きやすい職場環境について考えている企業30社と一般の人も合わせて約60人が集まりました。市内企業の事例として、三越タクシー(株)と(有)サヨ美容室の代表が自社の取り組みを発表しました。共通していたのは、トップの意識が変わらないと会社は変わらないということ(なるほど)。
それぞれの取り組みを情報交換しながら、活発な交流会でした。(Mo)
2011年6月16日
6月16日から、市役所で障害者の職場体験実習が始まりました。障害者就労施設などの施設外で働く体験をすることで、一般企業などへの就職に向けて自信をつけてもらうことが目的です。
実習先は、障害者の活動支援などをしている市役所の福祉課。作業経験を積むと同時に、仕事をするときに求められるルールやマナーを体験実習しています。
実習生は4人。初日の今日は、市役所内の見学やオリエンテーションをした後、書類発送の準備をしました。書類を三つ折にしたり、封筒に担当課名のゴム印を押したりする作業です。
指導員の青木さんにコツを教えてもらいながら、丁寧に作業を進めていました。紙がきれいに折れるように、牛乳瓶を使います。重さとすべり具合が丁度いいそうです。
実習時間は午前9時から午後4時まで。今日の作業計画は1,000通でしたが、しっかり目標を達成しました。
作業の後に、それぞれ一日の記録をつけてミーティングを行います。今日の作業の感想を一言ずついただきました。
Iさん「今までと違う環境で初めは緊張したけど、後半は楽しく仕事ができました」。
Kさん「ものすごく緊張して思ったようにこなせなかった。明日はもっと頑張りたい」。
Mさん「集中して簡単な作業をすることが得意だということを発見しました」。
Tさん「昨日からドキドキしてました。来てみたら丁寧に教えてもらえて、だんだん慣れてきました」。
指導員の丸山さんは「頑張るのもいいけど、実習は28日まで続くから体力の配分を考えましょうね」とアドバイス。
実習は始まったばかり。明日も待ってるよ。(Mo)
2011年6月11日
500円で市内の観光地を巡れたらうれしくないですか?
そんなわがまま?なあなたに、長岡駅大手口発の観光周遊バス「てんこもり号」がおススメです。
県立歴史博物館、兼続お船ミュージアム、道の駅良寛の里わしま・もてなし家、寺泊の魚の市場通りなど全7カ所を巡ります。
バスは10月30日までの土・日・祝日に1日4往復し、なんと1日乗り放題。なので、兼続お船ミュージアムで途中下車し、直江兼続の愛の前立てを観覧。再度乗って寺泊に行き、新鮮な魚を食べて帰ってくる、なんてことも。
小学生は200円だし、未就学児はなんと無料。
それだけじゃありません。今回はバスガイドが乗車して、各地域の魅力を案内までするんです。さらには、乗車チケットで入館料の割り引きやドリンクサービスを受けることも。
“いつも運転”というお父さん、家族連れて“バス旅”なんて、いい思い出になるかもですよ。(S)
2011年6月11日
6月11日。東日本大震災の発生からちょうど3カ月となったこの日、与板地域の雇用促進住宅で避難者の歓迎会が開かれました。
歓迎会を計画したのは、雇用促進住宅がある江西4丁目の町内会。福島からの避難者7世帯23人が入居したことから、少しでも不安を解消して、安心して地域に溶け込んでもらおうと「ウェルカム江西」と題して交流会を開くことにしました。
当日は、地域みんなで歓迎しようと、地元の企業や団体が、料理・お菓子などを提供。食生活改善推進員のみなさんが中心となっておにぎりや豚汁を作ったり、民生委員の漫談があったりと、心づくしのおもてなし。入居したみなさんも、子どもたちと一緒におにぎり作りを手伝いました。
子どもたちには、綿菓子も配られました。縁日みたいで楽しいね。
町内会長の渡邉昌芳さんは「わからないことがあったら何でも聞いてください。安心して暮らしてほしい」とあいさつ。
温かいもてなしに、ビールも進みました。(Mo)
2011年6月11日
市民活動団体助成事業。
ん〜、漢字が10文字も並んで面倒な話?
いえいえ、長岡市が全国に誇る事業なんです。
と言うのも、よくある市民活動への助成とは一味違って、まちを元気にする活動であれば、分野も手法も自由なんです。
さらに、助成には3コースあり、活動のレベルをステップアップさせていく“育成型”。特に若者を対象にした“若人コース”は対象経費の全額を補助しています。
さらにさらに、審査会は公開なので、他団体の発表や審査員とのやり取りの中から、新たな可能性に気付き、団体が成長するきっかけにもなると。市民の斬新な発想や企画を促す事業なんです。
今年度の審査会には、書類審査を通過した29団体が参加。地元の歴史遺産を保存・継承、地元料理でまちおこしなど、団体の代表者が自慢の活動をプレゼンしました。中には、これまで活動を通して学んだことを話す子どもの姿も。
会場は市民センター1階の地球広場。オープンなスペースなので、団体以外の人も気軽に聞きに来ていました。
昨年は、2つの団体がタッグを組んで相乗効果を生み出す成果があったので、今年はどんな団体がどんな展開をしていくのか今から楽しみです。(S)
2011年6月9日
柿川沿いにある西神田排水ポンプ場。3年間の工事が終わり、新しくなったこのポンプ場を神田小学校の4・5年生が見学しました。
「排水ポンプ場」というのは、大雨で川の水位が高くなったとき、道路や住宅地などの水が川に流れなくなるのを防ぐため、ポンプで強制的に水を川に流すための施設。
これまでの旧ポンプ場は、昭和2年にできたもので、市内では一番古い施設でした。都市化が進んで雨水排水量が増加し、これまでの施設では排水が追いつかず、たびたび浸水被害が起こるため、今回新しくなったんです。
新しくなったポンプ場は、これまでの5倍の排水能力。どれくらいの能力かというと、例えば小学校の25mプールの水なら何と1分で流し出すことができるくらいなんです!学校の先生は「1日がかりでためるのに〜」とビックリ。
見学した子どもたちは、建物の中のいろいろな機械に興味津々。職員の説明に真剣に耳を傾けていました。(T)
2011年6月7日
8月の撮影開始に向けて準備が進む長岡映画。
今日は関係者のみなさんでロケ地作りをすると聞き、急いで川袋町へ…。
そのロケ地というのは、戦時中の左近町のジャガイモ畑。これを川袋町に再現しようというもの!?なぜ、川袋町に?
大林宣彦監督が撮影場所を探して市内中を回り、なかなか思うような風景に巡り会えずあきらめかけたとき、偶然、通りがかった川袋町でイメージする風景を見つけたんだそうです。
(市政だより6月号の5ページでもそのエピソードを紹介。まだ読んでいない人は、ぜひ、チェックを)
この時期、ジャガイモはかわいい花盛り。葉が青々と繁っています。どこも4月上旬に種芋を植えた畑ばかり。
8月の撮影ではこの風景を再現しようと、季節はずれの種芋植えをすることになったのです。
広さ7畝(せ)ほどの畑に種芋を植えました。
畑の持ち主・樺沢キヨ(左)さんは「思いがけない話に最初はびっくり。でもうれしくてね。喜んで返事しました」と。
キヨさんの呼び掛けに近所のお友達・渡辺トミさん、樺沢ユリイさんも一緒に畑作りを手伝ってくれました。
休憩中、模擬原子爆弾が投下された左近町の畑の再現という話を聞いて、「目と耳をふさいでいた。今でもはっきりと記憶に残っているよ…」と、そのときのことを話してくれました。
作業終了。土を起こしたところ(色が違うところ)がロケ用の畑です。ここが映画の舞台になります。
市政だより7月号でも、6月号に引き続き長岡映画の情報をお届けします。キャストの発表、地元オーディションの告知などアレコレ…の予定。(あくまでも予定です;)(M)
2011年6月5日
縄文時代の火焔型土器が出土している長岡市などの信濃川沿いを走るJR飯山線で特別列車「火焔街道号」を運行しました。
1日限りの特別列車は、新潟市、三条市、長岡市、十日町市、津南町の4市1町でつくる「信濃川火焔街道連携協議会」と、JR東日本新潟支社が共同で企画し、初めて実現したもの。信濃川流域で生み出された縄文文化を代表する火焔型土器やその歴史をPRし、地域活性化につなげることが目的なんです。
乗客は縄文文化に関心のあるみなさん。始発の新潟、三条、長岡の各駅から期待を胸に乗り込みました。
走行中の車内では、学芸員が沿線に点在する遺跡を紹介。乗客は車窓の景色を眺めながら太古の時代に思いをはせているよう…。
火焔街道号の車両は2両編成のディーゼル車「クルージングトレイン」。座席は快適なリクライニングシートで、ゆったりと座ったまま大きな窓から景色を存分に楽しむことができました。
JR飯山線の始発駅、越後川口駅では出発式が行われました。
川口小学校の5・6年生約10人が「川口あおり太鼓」で元気にお出迎え。
1日駅長となった長岡市長は「縄文文化は信濃川に沿って大変豊かな文化が花開きました。縄文時代の先人が育んだ文化を満喫して、飯山線沿線地域の発展にみなさんも一役買ってください。ご乗車ありがとうございます」と歓迎のあいさつ。
ホームでは、川口地域の地元野菜をふんだんに使った「あぐり汁」や道の駅あぐりの里で人気のお菓子「鮎の田舎焼き」も振る舞われました。
おいしいおもてなしに、笑顔がこぼれます。(私も取材の後、あぐり汁をいただきました。おいしかった♪)
ホームにはこんな姿も!?
なんと縄文人もお出迎え(実は十日町市のみなさんです)
東日本大震災により福島県南相馬市から避難している親子30人も招待され、越後川口駅から乗車しました。子どもたちはホームに入ってきた列車を見て手をたたいて大喜び。
1日駅長・長岡市長の合図で、火焔街道号の終点・魚沼中条を目指して再発進。その後、参加者はシャトルバスに乗り継ぎ、お昼前に十日町入りし「ささやまじょうもん市」に参加するなど、縄文文化をたっぷりと満喫した1日になりました。(M)
2011年6月3日
毎月放送している広報テレビ番組「発見!ながおか 山ちゃんねる」(通称・山ちゃんねる)。
今回、リポーターの山ちゃんは、「ながおかの花いっぱい運動」を調査してきました!
まずは、緑花センター「花テラス」へ。
1年中、花と緑に親しめるこの施設では、毎月「ぷち講座」が開かれています。山ちゃんも、さっそく種まきに挑戦しました。
こちらは先日行われた花いっぱいフェアでのひとコマ。会場に来ていた子どもたちと一緒に、パズルゲームに挑戦しました。
山ちゃんの調査の模様は、6月6日(月)午後6時から、エヌ・シィ・ティ(ケーブルテレビ)で放送します(再放送は随時)。
6月7日(火)からは長岡市ホームページでも見ることができます。
これを見ればあなたもお花マスター!?山ちゃんねる6月号にご期待ください。(ST)
2011年6月3日
山崎直子さんと言えば、日本人2人目の女性宇宙飛行士として有名ですよね。その夫である大地さんが、6月19日にリリックホールで講演会を開きます。
大地さん(写真上。右が直子さん、左が娘さん)は、直子さんと同じように「宇宙」への夢を持ち、NASAで訓練を受けたことがあるほど。しかし、家庭や育児、両親の介護の事情で仕事を辞め、“主夫”になった人です。
講演会では、その経験、仕事も家庭も充実させることの大切さを話します。題して「宇宙主夫 〜さらなる夢を追いかけて〜」。
6月16日(木)まで、参加の申し込みを受け付けています。
「宇宙飛行士を支えた夫」という温かな一面がクローズアップされますが、さまざまな苦労から“うつ”になり、離婚の危機もあったそうです。大地さんの話を通して、自分の「生きる道」を考えてみませんか。(S)
2011年6月1日
今日は、市政だより6月号の発行日です。
表紙は、寺泊水族博物館の「トラザメ」タッチ体験!
ちょうど訪れた親子をパシャッ!お父さんのほうがドキドキの顔!? いい表情をいただきました♪
さて、今月の市政だよりは…
・長岡型シティプロモーションとは
・大林監督と一緒につくろう!長岡映画「この空の花」
・県内初!ごみ4品目を回収、リサイクル
・山本五十六が映画に。主演はあの…
・一歩先行く学びの場「まちキャン」
・テレビで人気の“尾木ママ”が長岡に
・ホタル舞う幻想的世界へ…
など、情報てんこもりでお届けします。
市民のみなさんのご家庭には、町内会を通して配られます。
市政だより6月号をぜひご覧ください。(M)
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