「エンジン01文化戦略会議」は、各分野の第一線の文化人たちが、日本文化のさらなる深まりと広がりを目的に参集したボランティア集団です。その年間最大イベントである「オープンカレッジ」を長岡市で開催し、同会会員と長岡市民が互いに様々な文化に触れ、交流しながら『長岡の魅力』を再発見する場を創出し、全国にその魅力を発信するものです。

　毎年一回、会員のうち100名程度の講師が地方都市に集結し、3日間にわたって地域の人たちと知の交流を行います。
　市民向けに、文化人たちによる様々な趣向を凝らした数多くの講座やイベントが繰り広げられるとともに、開催2日目の晩には講師陣が市内の酒蔵や飲食店等の20会場に分かれ、市民との懇談の場を持つという「夜楽」を実施。将来にわたって展開しうる地域活性プロジェクトをも視野に入れたテーマを掲げ、単なる一過性のイベントではなく、会員と地域の継続的な関係を維持しながら、長岡の地域資源＝魅力を発信する仕組みを構築していきます。

　オープンカレッジを長岡市で開催することで、同会のメンバーと市民が直接語り合い、互いに様々な文化に触れ、交流しながら『長岡の魅力』を再発見する場を創出。新たな文化創造を目指す息吹が生まれ、市民活動を刺激する人脈を築く絶好の機会となります。そして、アオーレ長岡の事業展開につながることに大いに期待しております。
　また、この文化コンベンションを成功させることで、文化創造都市としてのレベルを一段高めることができます。長岡に来る講師陣は、一人ひとりが単独で講演会やホール、劇場を満員にできるような実力者揃いです。こうした情報発信力の強いメンバーを通じて、長岡の魅力を全国に発信できることは、シティープロモーションの面からも意義あることです。

　特に、エンジンのメンバーの皆さんからは、雪国・長岡の冬とそこから生まれる豊かな自然の恵みを感じてほしいです。また、同時に開催される「長岡雪しか祭り」では、銀世界を彩る花火が打ち上がります。長岡の花火は、平和へのメッセージも込められた市民が誇る宝物です。長岡人の心意気と花火自体が持つ迫力、華麗さをしっかりと見ていただき、長岡のファンになってほしいと願っております。