最終更新日 2025年8月12日
令和7年度の長岡グローバル人材活躍推進協議会を開催し、モンゴル高度人材活用事業や外国人材の受入・定着のための各団体の取り組みについて情報交換を行いました。
【協議会参加団体数】
産業界:15社
教育機関:4校
金融機関:2社
支援機関・協力団体:6団体
行政:3団体
【議題】
1 モンゴル高度人材活用事業について
(1)JICA「草の根技術協力事業」の概要及び令和6年度事業報告
(2)モンゴル視察報告
2 外国人材受入サポートセンターと高度外国人材活用の動向について
(1)外国人材受入サポートセンター概要及び外国人材活用の動向
(2)ワールドランプ会について
3 長岡技術科学大学「ソーシャルインパクト創出のための多文化共修キャンパス形成支援事業」について
【会議概要】
1 モンゴル高度人材活用事業について
JICA草の根技術協力事業としてNPO法人長岡産業活性化協会NAZEが実施しているプロジェクトについて、長岡高専の村上校長補佐から今年3月にモンゴルの高専生10人が県内企業でインターンシップを実施したと報告がありました。インターンシップを受け入れた小川コンベヤ株式会社の小川代表取締役からは、受入企業が連携して「異文化理解・やさしい日本語講座」を社員向けに実施したことや、実際に受け入れたことで見えてきた課題についてお話がありました。
また、プロジェクトのさらなる進展に向け、今年5月にNAZEや市長等がモンゴルを訪問し、政府関係者と意見交換したことや、現地の3高専を視察し、学生に長岡でのインターンシップをPRしてきたことを報告しました。
2 外国人材受入サポートセンターと高度外国人材活用の動向について
今年5月に開設した「長岡市外国人材受入サポートセンター」を運営する東洋ワーク株式会社から、外国人材の活用をめぐる全国的な動向や活用事例、市サポートセンターの取り組みについて紹介がありました。
また、外国人材定着のための取り組みとして、JICA長岡デスクの原さんから、外国人材が定期的に集まり、飲食をしながら交流するイベント「ワールドランプ会」の実施状況について紹介がありました。
3 長岡技術科学大学「ソーシャルインパクト創出のための多文化共修キャンパス形成支援事業」について
長岡技術科学大学の宮下副学長から、昨年度、国に採択された事業の内容について紹介があり、地域課題を題材とした多文化共修科目の導入により、真のグローバルキャンパスの実現と外国人R&D(研究開発)人材の日本定着、多文化共生の促進を目指していくという方針について説明がありました。
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