最終更新日 2025年5月30日
2022年にカナダ・モントリオールにおいて189か国が参加した生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で、2030年までに、世界の陸と海の30%以上を健全な生態系として保全する世界目標「30by30(サーティ・バイ・サーティ)」が採択されました。
その目標達成に向け、環境省が令和5年度から国立公園などの保護地域以外で生物多様性保全に資する区域(OECM)として国際データベースに登録する『自然共生サイト』の認定制度を開始しました。
①朝日城の森(令和5年度)
②雪国植物園(令和6年度)
自然共生サイトの認定は、本市が環境基本計画で掲げている「良好な環境の将来世代への継承」の取組成果でもあります。
令和7年4月から、自然共生サイトを法制化した新法・地域生物多様性増進法が施行されました。これによる主な変更点は次のとおりです。
(1)認定対象、対象範囲の変更
認定対象:民間等の取組によって生物多様性の保全が図られている区域
→特定の場所に紐付いた民間等による生物多様性を増進する活動実施計画
対象範囲:現状で生物多様性が豊かな区域
→現状で豊かな生物多様性を維持する活動
生物多様性を回復する活動
生物多様性を創出する活動
(2)申請先、申請期間
申請先:独立行政法人環境再生保全機構(ERCA)が総合窓口
申請期間:通年
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