秋晴れの中、山古志地域を訪れた越後長岡応援団の小林幸子さんと、山古志小学校の児童が、地域内にある「小林幸子田」で取れた稲の脱穀作業を行いました。
小林さんは平成16年の中越大震災後、仮設住宅を訪問するなど被災地を支援。稲作体験を通した交流は平成18年から続いています。
今年は震災後、山古志小学校が再開して10年の年。小林さんとの交流を記念して建てた、メッセージ入りの石碑をお披露目しました。
小林さんからアドバイスを受けながら、児童たちは真剣な表情で石碑に刻まれたメッセージに墨入れを行います。
石碑には、小林さん直筆の「復興応援 小林幸子田 心からありがとう」の文字と児童たちが考えた「山古志の思いが届く幸子米」の文字が刻まれています。
10月23日で中越大震災から12年。山古志地域をはじめ、市内各地で市民主体の復興イベントが行われます。犠牲になった方々を追悼し、震災の経験と教訓を後世に伝え、全国からいただいた支援への感謝、東日本や熊本など被災地への応援の想いを発信します。(Y)
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