市が進める「熱中!感動!夢づくり教育」の一環として、市内の小学6年生2,404人全員を「劇団四季 夢づくりミュージカル『エルコスの祈り』」に招待しました。会場の市立劇場は開演を待つ子どもたちでいっぱいに。パンフレットを見ながら期待でわくわくした表情をしていました。
舞台は今から50年後。問題児と決めつけられた子どもたちが通うユートピア学園です。子どもたちは厳しい規律の中、名前を番号で呼ばれ、夢や個性を失っていました。
そこへ心を持ったロボット「エルコス」がやって来ます。
「エルコス」の優しさで子どもたちが個性と笑顔を取り戻していき、仲間の大切さや思いやる心を知っていくという物語です。
終演後、出演者たちがロビーでお見送り。子どもたちは間近に見るプロの役者たちに少し照れながらも、笑顔でハイタッチしていました。ミュージカルを初めて見たという子どもからは「迫力があって驚きました」「積極的に友達の良いところを見つけたいと思いました」との感想が聞かれました。
今後も市は、一流の芸術に触れる体験を通して、子どもたちの夢や学ぶ意欲を育む取り組みを進めていきます。(H)
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